日本一高いビルとして話題を集め、6月13日にタワー館部分が先行オープンしたあべのハルカス。注目は地下1階のスイーツエリアで、各ショップのスイーツを自由に持ち込むことができるカフェを併設しているのだ。全国初や関西初もあるので、色々食べてみたいところ。
西日本初出店のファウンドリーでは、季節のフルーツを使用したショートケーキやゼリーを販売。厳選された旬の果実本来の美味しさが存分に楽しめる人気店だ。ウッディな店内には華やかなスイーツが豊富に揃っているが、季節によって品揃えが変わるので気を付けよう。
東京の人気店、銀のぶどうからの新ブランドであるリンゲージは、あべのハルカスに第1号店として出店した。3種のバターを惜しみなくブレンドし、何度も絡めて焼き上げたブランドの代表作「リンゲージゴールド」は、広がる芳醇な香りにやみつきになりそうだ。10年の歳月をかけて極めた究極のこがしバターリッチに出会えるのはここだけで、甘いものが苦手な人でも美味しく食べられそう。
京都の老舗カフェや和スイーツも登場する。1803年の創業以来、京都の御菓子御用をつとめる京菓子の老舗、鶴屋吉信が鶴屋吉信 京・茶房TSURUを出店した。オープン記念の限定メニューとなる「ふたえ梅まろみぞれ」(1050円)は、暑い夏にぴったりの爽やかな一品に。梅のすっきりとした甘さは夏バテで食欲が減退した時でもするっと食べられそうだ。
他にも、スイカのみずみずしさを存分に堪能できる「飲むぜりぃ すいか」(368円)を販売する菓匠 清閑院や、文化人や芸能人など各界にファンの多いポアール・アントレなど、人気の洋菓子と和菓子が計61ショップも揃う。買物を楽しんだ後は、是非ともこれらのスイーツを食べて、ほっとしてもらいたい。【詳細は6月4日(火)発売号の関西ウォーカーに掲載】