7月2日、東野圭吾原作の人気テレビドラマ「ガリレオ」の劇場版第2弾、「真夏の方程式」(公開中)の公開を記念して、主人公の天才物理学者・湯川学を演じる福山雅治と、刑事・岸谷美砂を演じる吉高由里子、前作に続いてメガホンをとった西谷 弘監督らが大阪市内で会見を行った。
現在ヒット中の作品を受けて吉高は、「ヒットのパーセンテージとか、数字とか言われても私はまだチャイルド寄りなんで(笑)、大人な話はよく分かっていませんが、福山さんが持ってくる大きな数字と力に便乗させていただいて、美味しい蜜を吸わせていただきました(笑)」と茶目っ気たっぷりに会場の笑いを誘った。
また、福山は「前作とはいかに違う作品にするかということを考え、今回は原作に忠実にというところからさらに踏み込んだ、原作者のテーマを映像化できないかということを考えました」と、同作品にかけた思いを熱く語った。
さらに、劇中で吉高演じる岸谷刑事が、ドラマと比べて刑事らしくなっているのでは?との記者の質問に、「これは監督の手腕です! 西谷監督の描く岸谷刑事像がそういうことだったんだと思います」と福山が応えると、吉高が「以下同文です!(笑)」と、便乗する形で会場を爆笑で包んだ。
同作品では、“手つかずの海”と呼ばれる美しい海・玻璃ヶ浦で起きる連続殺人事件の謎と、旅館で出会った少年との交流が描かれる。テレビシリーズに続き、吉高演じるオリジナルキャラクターの女性刑事と、湯川が事件解決に挑む。「真夏の方程式」は全国の劇場で絶賛上映中。
【関西ウォーカー編集部/近藤智樹】