夏は開放的な屋外でのBBQ(バーベキュー)がお勧めのレジャー。なかでも、肉食の本場からやって来たブラジリアンBBQが熱い!赤身肉のブロックを串に刺して、豪快に焼き上げるシュラスコで知られるブラジリアンBBQ。肉=太るというイメージが強いが、“ダイエットの女王”で知られる管理栄養士の伊達友美先生は、ブラジリアンBBQについてこう語る。
「ブラジル人など南米人が好む赤身肉には、アミノ酸の1種で脂肪の燃焼を促すL-カルニチンが多く含まれています。これがエネルギーの代謝を上げてくれるので、ダイエットにも、夏バテを防ぐのにも役立ちます」。
意外にヘルシーな肉料理だということが、注目を集めているようだ。そして、このBBQに欠かせないのが、同じブラジルからやって来た“マテ茶”。手軽にとれるペットボトルなどでも人気上昇中のマテ茶は、“飲むサラダ”と呼ばれるほど栄養価が高い。伊達先生いわく、「 マテ茶はポリフェノールや食物繊維、ミネラルが豊富。サラダを食べているのと同じ栄養を摂取できます。また、赤身肉との相乗効果で、脂肪燃焼に必要なミネラルの吸収が高まります」。ブラジリアンBBQをマテ茶と一緒に味わえば、赤身肉のアミノ酸やマテ茶の栄養価がアップし、生活習慣病の予防にもなるそうだ。
また、BBQは準備が苦手という人には、出張サービスもお勧めだ。「いかめしや」では、BBQインストラクターによる、米国スタイルのBBQに各国料理の要素を取り入れた独自のBBQが楽しめる。ブームのブラジリアンBBQとマテ茶でこの夏を乗り切ろう!【東京ウォーカー】