1913年の発売以来、多くの人に愛されてきた森永ミルクキャラメル。2013年で発売100周年を迎えたことを記念し、精鋭クリエイティブ集団STUDIO 4℃がスペシャルアニメーションムービー「一粒に変わらぬ愛を込めて」を制作した。現在、公式サイトや森永製菓公式YouTubeチャンネルで公開中だ。
このスペシャルアニメは、サイトにアップされるや瞬く間に評判となり、既に再生回数6万回を突破している注目作なのだ。テーマは100年の歴史のなか、キャラメルを通して、母から子へと受け継がれてきた“いつの時代も変わらずあり続けた価値”だそうで、気になる内容は、家事と育児に追われて疲れ気味のお母さんの前に、謎の少女が登場する。その少女は、テーブルの上に置いてあったキャラメルを持って、家を飛び出していってしまう。突然の出来事に驚きながらも、夢中で少女を追いかけるお母さん。やがてお母さんは、たどり着いた先で懐かしい風景を目撃する、という、ちょっと不思議なハートフルストーリー仕立てだ。
本作を手掛けたSTUDIO 4℃は、『鉄コン筋クリート』(06)や『ベルセルク 黄金時代篇』3部作をはじめ、様々な映画やテレビアニメ、ミュージックビデオを作ってきたクリエイティブ集団。さらに『茄子 アンダルシアの夏』(03)や『マインド・ゲーム』(04)などの作品に携わり、モスクワ映画祭に出品された初監督作『ファースト・スクワッド』(09)では特別賞「コメルサント賞」も受賞した芦野芳晴監督がアニメーションディレクターを担当している。
キャラメルを通して、親子の絆を描いたスペシャルアニメーションムービー「一粒に変わらぬ愛を込めて」。現在、森永ミルクキャラメルクッキーや森永ミルクキャラメルケーキ、ミルクキャラメルドリンクなどの100周年記念商品も発売中なので、本作鑑賞時はこれらも一緒に味わいながら、物語の世界観に浸ってみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】