“ナンセンス絵本”長新太の企画展が、ちひろ美術館・東京で開催

2013年8月2日 11:51更新

東京ウォーカー(全国版)

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ちひろ美術館・東京では8月7日(水)より10月27日(日)まで企画展「ずっと長さんとともに -長新太が描いた子どもの本-」を開催する。2005年に77歳で世を去った長新太は、一コマ漫画家として活動した後、1958年に「がんばれさるのさらんくん」で絵本作家としてデビュー。約半世紀にわたり、さまざまな子どもの本にその足跡を残してきた。大胆なタッチと鮮やかな色、紙面をはみ出るような絵の構成と突拍子もないストーリーは多くの子どもの心を魅了してきた。

今回の展示では、11人の作家と長新太自身が物語や言葉を手がけた作品を取り上げ、長新太が描いた子どもの本の絵を展示する。取り上げられるのは、今江祥智『山のむこうは青い海だった』、灰谷健次郎『マコチン』、長新太『にんげんになったニクマンジュウ』、山下明生『うみぼうやとかぜばんば』、八木田宜子『あわてんぼライオン 』、中川ひろたか『ないた』、工藤直子『リュックのりゅう坊』など。

さらに作品のなかから、選りすぐりの原画約100点を展示する。“ナンセンス絵本”として独自のユーモア、不思議な感覚の作品を発表してきた長新太の原画に触れることができる貴重な機会となっている。

また、同時期の8月7日(水)より10月27日(日)までに同美術館では「ちひろ・絵本づくりの現場」展も開催。「りゅうのめのなみだ」「戦火のなかの子どもたち」などの制作の現場を紹介する。原画、習作やスケッチ、ダミーなどの展示とともに、制作の現場を知る当時の編集者の証言もあわせて紹介し、絵本づくりにかけたいわさきちひろの思いを浮き彫りにする企画となっている。

ちひろ美術館・東京は、いわさきちひろが最後の22年間を過ごした、東京都練馬区の自宅兼アトリエ跡地に建つ美術館。彼女の作品展示のほか、さまざまな企画展、ワークショップやイベントを行っている。夏休みに一度出かけてみては【東京ウォーカー】

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