「僕でいいの!?」HYDEが喜んだ天野喜孝とのコラボ展とは

東京ウォーカー(全国版)

8月9日(金)よりラフォーレミュージアム原宿で開催されるアート展「天野喜孝×HYDE展 天命と背徳~NIPPON EVOLUTION~」のプレス発表会が、8月8日(木)に開催された。会場には、大ヒット・ゲームソフト「ファイナルファンタジー」のキャラクター・デザインで知られる天野喜孝さんとL'Arc~en~Ciel、VAMPSのヴォーカリスト・HYDEさんが登場。HYDEさんは「(お声掛けいただいたときは)人違いじゃないかと思った。生きてれば良いことあるんだなと思い、涙が出そうになった」と、喜びを語った。

「天野喜孝×HYDE展 天命と背徳~NIPPON EVOLUTION~」では、天野さんがHYDEさんをモチーフに「世界に羽ばたく二つの顔を持つHERO」をアイコン化し、混沌とした近未来の日本をテーマに描いた絵画や等身大オブジェ、世界初の技術を導入した立体ホログラム・アートなど多数の作品を展示。同日、プレス発表会に登場した天野さんとHYDEさんは、実現に至った背景や本展覧会にかける思いなどを盛り込んだトークセッションを行った。

まず、発表会の前に約5分のライブパフォーマンスを行った天野さん。HYDEさんはこれについて、「パフォーマンスがスタートした瞬間はテレがあったんですが、途中で天野さんのパッションを感じて、このパッションをせっかくだから感じたいと思い、モデルになることに集中していました」と振り返った。すると天野さんは、「嬉しいですね。HYDEさんの可愛らしい部分も出したいなと思って描きました。目がポイント。目に可愛い部分がありますよね」と、HYDEさんのチャームポイントについて語った。

また、タイトルについてHYDEさんは、「世界に出ていく企画になってほしいと思い、タイトルはできればキャッチーな日本語が良いなと思った」と説明。この企画が実現した経緯については、天野さんが「僕が描く絵というのはもともとHYDEさんに似ているんですが、それがあれよあれよという間に不思議な感じで実現したんですよ」と話し、HYDEさんは「人違いじゃないかな、僕で良いんですかと思った。でも先生のファンだったので、お話があったときはもちろん喜んで、と答えました。先生のイメージは柔らかく、優しい感じです。お土産を買ってきてくれたり、良い人です」と天野さんについてコメントした。

それに対し、天野さんは「HYDEさんは透明感があって存在感がない。ステージの時はそれがバーンと出るんですが。懐が大きくてホッとする部分があります。制作している1ヶ月くらいの間は、そんなHYDEさんの世界観がどんどん広がって、頭の中がHYDEだらけでした」。HYDEさんは「この展覧会は、ファンだったら絶対観に来たいと思う格好良さです」と絶賛し、「この後はとりあえず、ここで先生とお酒を飲みたい(笑)。画集とかでは見られない味のあるところが見られるお得な機会。世界にも持って行って発表したい」と今後の活動についても触れていた。【東京ウォーカー】

注目情報