漫画家・安野モヨコ氏の企画展が、8月25日(日)まで丸の内・新丸ビル4F、STITCH TOKYOで開催中。安野氏はTVドラマ化された「ハッピーマニア」「働きマン」、映画化された「さくらん」などを手掛けた人気漫画家。女性心理をユニークな視点で描いた漫画作品が高く評価されている。その一方、食べものや美容にまつわるエッセイも広い層に支持されている。現在、朝日新聞に「オチビサン」(毎週月曜・社会面)、文芸誌・かまくら春秋にエッセイ「鎌倉空想風景帳」を連載中だ。
今回の企画展では、ほのぼのとしたタッチが好評な「オチビサン」の原画展示やオリジナルグッズの販売が行われる。さらに春、夏、秋、冬をモチーフにした「オチビサン」の原寸大複製原画も発売される。
「オチビサン」関連グッズとしては「オチビサン マトリョーシカ」「オチビサン 本漆椀」が販売される。マトリョーシカは手作り雑貨の店「maminka」での特注商品。オチビ、ナゼニ、パンくい、ジャック、シロッポイが、開けるごとに登場する手作りの品。マフラーや本、パンに蝶々など、可愛いモチーフもたくさん描かれた、こだわりの一品となっている。「本漆椀」はオチビサンのアイコンを金で描いた職人による数量限定品。高座の部分にはオチビサンの家紋も入ったというこだわりようだ。
また安野氏が「モダンかつエレガントな女性」をコンセプトに、日本女性を紋様化した「丸の内ガール」をデザインに取り入れた商品も登場。真珠(しんじゅ)、孔雀(くじゃく)、月長(げっちょう)という3人の女性の絵柄をパッケージにデザインしたグラス、瓶にラベルの貼られたドライフルーツも販売される。
安野モヨコファン、「オチビサン」のホンワカとした絵柄とストーリーが好きな人にはオススメの展示会だ。【東京ウォーカー】