ラーメン業界の「まぜそば」や「つけ麺」などの“太麺”人気が、カップ焼そば界にも飛び火!? 本格さながらの麺を味わえるカップ焼そばが増加中。“ストレート”や“極太”の麺が登場している。
ストレート麺の焼そばは、「日清焼そばU.F.O.」(170円)。3/23(月)にリニューアルした同商品の決め手は、その名も“青春ストレート麺”だ。「今まで、カップ麺の麺をまっすぐにするのは工程上難しかったんです。それを特許出願中の新製法でまっすぐに改良、よりリアルな見た目と食感を加えました」(日清食品広報)。
まぜそば人気からヒントを得た“太麺”の焼そばも。3/16(月)から新発売された「サッポロ一番 男の焼そば極太硬麺」(190円)は、大判カップ焼そばのターゲットとなる男性に、食べ応えのある“極太硬麺”でアピール。男性が好む少し濃いめのソース、スパイス感のあるふりかけだけでなく、パッケージも男性に重点を置いた商品を開発した。
「つけめん、まぜそばの流行で“太麺”への嗜好は高まっています。男の焼そばで、ボリュームだけでなく麺の噛みごたえを味わってもらいたいですね」(サンヨー食品広報)
日清食品ホールディングス広報部は、「ラーメンだけでなく焼そばも、麺そのものを味わう傾向に変化したと思います」と話す。食感が決め手の本格麺と、ソースの香ばしさが絡み合う“本格カップ焼そば”に注目だ。【東京ウォーカー/白石知沙】