夜風が心地よい季節、東京湾で夜景クルージングはいかが？

2013年8月26日

東京ウォーカー

新しいビルが建ち、橋がかかり、タワーの照明は季節やイベントごとに変幻する。日々進化し続ける東京の夜景を一度に楽しむならクルージングがぴったり。潮風を感じながら、いま最も旬な東京夜景旅へ出掛けよう！

東京でもひと際美しい夜景が集まる、東京湾ウォーターフロント。ここには、江戸時代に活躍した「御座船」(貴人が乗るための豪華な船)を再現した遊覧船の乗り場があり、夏～初秋にかけて納涼クルーズを実施している。「船上から見る夜景は、陸から見るものとはひと味違います。橋をくぐったり飛行機を見上げたり。ドラマティックなTHE・東京夜景に次々出会えるんです」と教えてくれたのは、御座船の広報・藤原一考さん。

期待を胸に乗り込み、さっそく出発。薄暮のブルーに溶け込みながら遠ざかる、東京タワーの淡いあかりは、これから訪れる美しい夜景へのプロローグ。左はお台場の賑やかなライトアップ、進行方向にはほの白く光るレインボーブリッジが近づく。橋の下から見上げるダイナミックな光景は、船ならではの特権。しばらく進むと、両岸に埠頭が。巨大なガントリークレーンが連なり、圧倒される眺め。そしていよいよクライマックス、新名所の東京ゲートブリッジが遠くに見えてきた。美しいブルーに包まれた姿は、いま最も注目の東京夜景といえるだろう。恐竜のような外観が迫り、くぐる瞬間は感動的。そこから再び東京湾の入り江へ戻り、約90分の夜景クルーズは終了。

おなじみのシンボルと新名所の夜景を巡る納涼船。いつもと違う表情をした東京の景色を見に行こう！【詳細は8月20日(火)発売号の東京ウォーカーに掲載】