2008年に旗揚げされ、不定期に公演を重ねている劇団HOBOの新作公演が「犬、だれる」が東京・新宿サンモールスタジオにて上演中だ。劇団HOBOは、おかやまはじめ(劇団ラッパ屋)が作・演出を手掛け、林和義、古川悦史、本間剛、有川マコトといった数々の舞台や映像作品で確かな芝居を見せてくれる“おじさん”たちに紅一点、女優・高橋由美子が並ぶ劇団。今回、高橋に加え、青年座の小林さやか、松本紀保が座を華やかに盛り上げる。
今回のストーリーは、南の島に住む“微妙なバランス”で保たれている住人の話。おじさんパワーあふれる中での舞台に慣れている(!?)高橋も、女性陣2名の参加を楽しんでいる。「ゲストの松本さん、小林さんを迎えることによって、浮き足立っているおじさんたちと彼女たちがHOBOテイストに染まっていく様子をみていただきたいです」とコメント。稽古終わりの飲み会も以前よりは減ったようだが、「相変わらずくだらない事をネタにして飲むのは楽しかったです。その模様はパンフレットを劇場で買っていただけるとわかります!」とチームワークもバッチリの様子。実力派役者がそろった劇団の和やかコメディ舞台は9月16日(日)まで!【東京ウォーカー】