京都文化博物館&元・立誠小学校 特設シアターで京都ゆかりの映画が多数上映!

関西ウォーカー

“日本映画原点の地”である京都の元・立誠小学校を拠点に、明日の映画界で活躍できる才能を育成することを目的にスタートしたプロジェクト“シネマカレッジ京都”。俳優や、シナリオライター、配給・宣伝担当者まで映画に関わる幅広い職種の才能を発掘、育成するプロジェクトの一環として、9/14(土)に京都文化博物館 フィルムシアターにて、相米慎二監督「お引越し」と冨樫森監督「ごめん」が上映される。「お引越し」は01年に逝去した相米監督が京都で撮影したファンの間でも評価の高い傑作。そして「ごめん」は、「お引越し」の撮影現場で映画作りを学んだ冨樫監督が、相米監督へ捧げた一作だ。2作の上映の間には、冨樫監督と、「ごめん」で演出部として現場を支えた谷口正晃監督によるトークセッションも実施される。

そしてスクリーニング・セッションと同時開催イベントとして、トークセッションに参加する冨樫監督が森鴎外の同名小説を映像化した短編「高瀬舟」と谷口監督が林芙美子原作の小説を映画化した短編「幸福の彼方」が9/14(土)~27(金)まで元・立誠小学校 特設シアターにて上映される。会場となる元・立誠小学校は「高瀬舟」の舞台となった場所。さらに、谷口監督はこの小学校出身という縁がありすぎる2作を見ることが出来る。

また9/14(土)~27(金)には、冨樫監督の最新作「夏がはじまる」が公開。冨樫監督が青年期を過ごした故郷・山形庄内を舞台に“今も変わらない家族のかたち”をテーマにしたオリジナル作品だ。

関西初公開の作品から日本映画史に残る名作まで、話題作が一挙上映される貴重な機会をお見逃しなく!

【関西ウォーカー編集部】

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