六甲高山植物園で秋の訪れを告げる花が見ごろ!

関西ウォーカー

兵庫県の六甲山頂近くにある、六甲高山植物園で秋の花々が咲きはじめ、見ごろをむかえている。

秋の花の中でも、一際人気の「キイジョウロウホトトギス」が咲きはじめ、本格的な秋の訪れを告げている。

この花はユリ科の植物で、和歌山県紀伊半島に分布する多年草。深山のがけから垂れ下がるようにして生育し、長さ40~80cmの茎はしなだれて、節々に重なって咲くのが特徴。その姿が優雅で美しく平安の昔、宮中に奉仕した貴婦人、上臈に見立てて名前がつけられた。斜面にすずなりになって咲くこの花は、大変美しいと評判。見ごろは9月下旬~10月上旬頃まで。

そのほか、2cmほどの小さな星型の花びらをしたアケボノソウ(9月下旬)などの可愛らしい花も見ごろ!

六甲高山植物園は北海道南部と同じくらいという恵まれた気候を生かし、高山植物を中心に世界の寒冷地植物、六甲山自生植物など、約1500種類を栽培。季節ごとに可憐な植物を散策しながら楽しむことができる。

山の植物園ならではの清々しい空気の中、美しい秋の草花をみて秋を感じよう!

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