10/18（金）に公演｢ザ・コント9｣をなんばグランド花月で開催する「ザ・プラン9」。今や全員がいろいろな場に引っ張りだこで、4人で揃うことの方が貴重な時代に…。久々の4人でのインタビューも好き勝手自由に喋ってもらいました！
―結成して約12年ですが、今や4人揃う事が誠に貴重なユニットとなりましたよね。そのあたり、いかがお考えですか？
久馬｢みなさん、どんどん忙しくなって揃いにくくなってきましたね。もうちょっと、“ザ・プラン9”の名前を出していかんととは思いますけど｣
浅越｢なかなか揃わないので、4人のステージの時は昂ぶりますね。まぁ、月に1、2回くらいですけど｣
なだぎ｢大阪で揃った日くらいは、劇場の出番を入れてくれたらええのになと思いますけどね（笑）｣
ギブソン｢4人でネタする機会は、減りましたね。京橋花月があったんですけど、ほんまに少なくなりました。コントとか、4人揃ってしょっちゅう出来たらいいですよね｣
久馬｢月に何回か、劇場の出番は欲しいですね｣
浅越｢芸人が多いですからね～、なかなか難しいかと｣
―この約12年で変わったことってありますか？
浅越｢変わってない気がする。ギブソンがフォルムに丸みが出たくらいかな｣
久馬｢芸風じゃなく、フォルム?!｣
なだぎ｢ギブソン、凄いお腹出たもんな｣
ギブソン｢骨皮筋衛門と昔は、ようイジられてましたからね｣
浅越｢そんなん、聞いたことない(笑)｣
ギブソン｢(笑)。久馬さんは、何も変わってない｣
久馬｢仕事の質が変わったくらいかな｣
浅越｢ビッグビジネスが多いイメージありますから｣
ギブソン｢そこ、書いてくださいね｣
浅越｢おばさんが街で『久馬、知らんわ～』とバカにしてきたら、ビッグビジネスの内容を話したら、見る目が変わりますからね｣
ギブソン｢ツィッターでも久馬さんをバカにした呟きを見つけたら、ビッグビジネスの内容を言うてやるんです｣
浅越｢絡まれた人、ビックリするやろな～?!｣
ギブソン｢ビックリさせてやるんです！ 草の根運動をしています｣
なだぎ｢(笑)。まぁ、本質はみんな変わってないですよ｣
ギブソン｢なだぎさんの仕事が一番変わった。映画とかに出ていますから｣
なだぎ｢ヨーロッパ撮影とかね。そん時、ギブソンは?!｣
ギブソン｢京橋花月です！｣
―(笑)。ギブソンさんは、みんなの動向を気にしているんですね。
ギブソン｢昔はね、ちょいちょい久馬さんのブログを観てましたよ｣
久馬｢ウソやん?!｣
ギブソン｢たまーにですけどね。相変わらず、毎日書いてはりますよね｣
久馬｢毎日は書いてないけど(笑)、1日仕事ですから｣
浅越｢構成を考えないといけないからね。書籍化の動きは?!｣
久馬｢ないんちゃう(笑)｣
ギブソン｢僕に対して直接言わないようなことを、ブログで書いてくれてるんです。たまーにですよ｣
久馬｢書いてるかな?!(笑)。そういや昔ギブソン、ブログで1位取ったことあるよな??｣
浅越｢当時、石田靖さんが1位の時代ね(笑)｣
ギブソン｢ほとんどの人がやってなくて、元SHOW-YAの寺田恵子さんと石田靖が1位を争っていた時代(笑)｣
―(笑)。今やライフワークになっている｢月刊コント｣についても、お伺いします。
久馬｢観たいコントを呼んでるだけですよね。一緒にコントしたいなって思った人を、関わりがなくても誘ったりして。いつか終わると思っていたら、長続きしていますね｣
浅越｢脱帽ですね。他の芸人ではできないライブですよ｣
久馬｢色んな職種の方にも知り合えたしね｣
なだぎ｢久本（雅美）さんとか、ピンクの電話さんとか大御所の方々にも出てもらえるのは凄い嬉しいですよね｣
ギブソン｢本当に久馬さんには、“入靴”ですね。あっ、これ“脱帽”と同じ意味です｣
久馬｢今まで脱いでいたん?!｣
浅越｢逆に失礼やんか(笑)｣
―(笑)。10/18（金）のなんばグランド花月での本公演が楽しみです。
久馬｢『ザ・コント9』というタイトルは気付かない人が多いかもですけど、ゲストの9人とコントという意味ですからね。チラシもメンバーをゆるキャラみたいにデザインしたので、ちびっ子たちに間違えて来てほしいなと(笑)。ゆるキャラブームみたいなんで｣
浅越｢ブームに乗るのが遅いくらいです！ まぁ、（間）寛平さんとかゲストが凄いですからね。僕らが寄せないといけないかも知れない(笑)｣
なだぎ｢楽しくできたらいいなと｣
ギブソン｢僕らの事を知らない人が来ても、楽しめると思いますよ｣
久馬｢数々の芸人さんが立ってきた舞台なんで、楽しみです。これからも、ひいおじいちゃんになってもコントをやっていたいですね。『月刊コント30周年』とかね(笑)｣
―楽しみにしています(笑)。
【取材・文＝鈴木淳史】