富士山の麓で行われる野外音楽フェスティバル「朝霧JAM - It's a beautiful day」が10月12・13日、静岡県富士宮市の朝霧アリーナにて開催された。キャンプスタイルで人気を得ている同フェスだが、ことしもチケットが完売。延べ1万2000人が訪れ、THE MAN、DRY & HEAVY、クラムボン、東京スカパラダイスオーケストラなどの国内勢と、The Strypes、Asian Dub Foundation、ベス・オートン、マーク・マグワイア、The Trojansら海外アーティストのパフォーマンスで、ハッピー&ピースフルな雰囲気に包まれた。
朝霧JAMは、来場者のリピート率が高いことでも知られるが、気になるのは会場に来ていた朝霧美女たちのフェスファッション。まずは、東京出身のりんちゃんさん。UKで大きな話題となっており、来日ツアーも全てチケット完売したThe Strypesがお目当てというが、フェイスペイントやヘアアクセサリーなどフェスムードもバッチリ。「Superflyが好きなので、ヒッピーっぽいファッションを意識しました!」と、ナチュラルな笑顔をみせてくれた。
近年、ワンポイント取り入れるだけで、フェスっぽさが倍増する花のヘアアクセがブームになっているが、花かんむり型をつけたのりえさんや、1日目と2日目で違う花のヘアアクセをしているというあやかさんなど、バリエーションも多かった。ほかに、まなさんのようなターバン派も増えているように感じたのはことしの傾向か。
また、柔らか素材のワンピースを選んだというもっちーさんは、柄ものにシンプルなボアのベストを合わせていたが「着脱しやすい」ことがポイントだという。
両日とも快晴で、日中は日差しも強く、夏フェスさながらのノースリーブやショートパンツ姿も見られたなか、太陽が沈むと、さすがに冷えるため、夜はダウンなどの防寒着もしっかり用意。「防寒対策もぬかりなく!」というのは朝霧JAMの鉄則のようだ。
初日は富士山が太陽に染まって起こる赤富士が見られるなど、大自然のパワーも感じられた同フェス。何より笑顔に溢れ、ピースフルでオシャレな来場者が多く、一度体験するとクセになるというのもよく分かる。来年の開催発表を楽しみに待とう!【東京ウォーカー】