今年注目の世界遺産で秋を満喫!一度は行きたい紅葉スポット

東京ウォーカー(全国版)

2013年も残り2ヶ月。今年のビッグニュースの一つに富士山の世界文化遺産登録が挙げられるだろう。実は、富士山の麓には紅葉の名所がいっぱい!さらに日本各地にある世界遺産の多くも紅葉名所として知られるエリアがいくつも存在する。今秋は世界遺産と一緒に紅葉を堪能できるスポットに出掛けてみては。

■幻想的な紅葉トンネルは必見!山梨県・富士山

13年6月22日、ついに世界文化遺産に登録された富士山。周辺はドライブルートが整備され、河口湖や忍野八海といった名所を周遊できるのが魅力だ。11月1日(金)から11月30日(土)の間、富士河口湖町では紅葉まつりが開催される。河口湖北岸で約150mにわたり紅葉したもみじが道路を覆う紅葉トンネルや、60本の巨大なもみじの木が並ぶもみじ回廊の期間限定ライトアップなどイベントも盛りだくさん。

忍野八海は、富士山に降った雨や雪が長い年月をかけて湧き出し生まれた、8つの池のこと。日本名水百選の湧池や縁結びの池として伝えられる銚子池など、それぞれに見どころや伝説がある。中でも鏡池は富士山を眺める絶好のロケーション!紅葉スポットとしても人気だ。

■日本人なら一度は行きたい、この季節!京都府・清水寺

清水の舞台をはじめ、名所が点在する広大な境内では約1000本のヤマモミジの紅葉を眺めながら散策できる。本堂の舞台から眼下に広がる紅葉と京都市内の町並み、徐々に太陽が沈んでいく夕暮れ時の景色は感動的だ。また11月15日(金)から12月8日(日)までの間、夜にはライトアップが行われ昼間とは異なる風景を見ることができる。

■暗門の滝でマイナスイオンを浴びよう!青森県・白神山地

1993年に日本初の世界自然遺産として登録されてから、今年で20年。広大なブナの原生林に覆われた白神山地へと続く岩木川上流、通称“目屋渓”沿いは紅葉の絶景スポットだ。特に白神山地の緩衝地帯である暗門の滝歩道は紅葉と滝のコントラストが絶妙!川沿いなのでトレッキングシューズを履くなど、万全の準備をして出掛けよう。

■鮮やかな紅葉と境内の厳かな雰囲気に圧倒!岩手県・中尊寺

奥州藤原氏3代の廊所、金色堂で有名な古刹は、850(嘉祥3)年に慈覚大師によって開かれ12世紀初めに藤原初代清衡が戦死者への供養と悠久の平和を願って再興したという由緒あるお寺。本堂から奥にかけてイロハモミジやヤマモミジが立ち並び、特に経堂付近の紅葉は鮮やかに色づくことで有名だ。境内では11月15日(金)まで菊祭りも開催されている。

■桜の名所は秋の紅葉も絶品!奈良県・吉野山

千本桜と称されるお花見の名所だが、秋には数万本が紅葉に変身。眼下に眺められる高城山展望休憩所など、見どころも満載だ。山全体が真っ赤に染まり標高差もあるので、山頂から麓へと徐々に色づいていく様は、絵画のように美しい。周辺には神社・仏閣、おみやげ店なども多数あり、また下千本公園周辺では11月9日(土)から11月24日(日)までライトアップも行われる。七曲がり坂の紅葉したヤマザクラも輝くので、是非ロープウェイから眺めてみよう。

■1400年の歴史!広島県・厳島神社

厳島神社のある宮島には、紅葉谷公園という名前の通り紅葉が有名なスポットがある。紅葉谷公園は宮島桟橋より徒歩約20分の場所に位置し、天然記念物に指定されている弥山(みせん)原始林の麓にある。約700本の紅葉はイロハカエデや、オオモミジ、ウリハダカエデやヤマモミジといった様々な種類があり、一斉に色づく様は圧巻だ。

11月に入ってからさらに気温も下がり、人気紅葉スポットが続々と見ごろを迎えてきた模様。Walkerplusでは全国の紅葉名所と最新の見ごろ情報をお届け。紅葉祭りやライトアップ情報も紹介しているので紅葉散策の前には是非チェックしてみて!【東京ウォーカー】

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