はなまるうどんが480円石釜ピザでイタリアン酒場に挑む

東京ウォーカー(全国版)

讃岐うどんチェーン店、はなまるうどんが新業態のイタリアン酒場「PIZZA&WINE カヤバール」を10月23日(水)、茅場町にオープンする。立ち席とテーブル席のあるバーカロスタイルで、昼も夜も気軽に立ち寄れるカジュアルイタリアンだ。1階の立ち席では、目の前の石釜で焼かれたアツアツのピザを特別価格の480円で提供する。ランチタイムやサク飲みの締めにスペシャルな満足感を与えてくれそうだ。

東京の人たちにもっとうどんを食べてもらおうと、2006年からうどん居酒屋を手掛けていたはなまるうどん。うどんで培った小麦粉を扱うノウハウを活かせる次の新業態を考えた末、イタリア料理出身のスタッフが多数いたことからイタリアンに進出した。味付けも日本人になじみやすいイタリア風だというが、石釜焼きや生ハム・チーズは珍しい豊富な種類をヨーロッパから取り寄せるなど、イタリア料理へのこだわりを感じさせる。

看板メニューの石釜ピザは、薄めのモチモチ生地に直火でパリッと焼かれた周りのクラストが香ばしい。2階のテーブル席では通常価格なのでご注意を。基本の「マルゲリータ」(880円)のほか、日替わりで提供する3、4種類のモッツァレラをブレンドした「フレッシュトマトとモッツァレラのピッツァ」なども見逃さないでほしい。

1本丸々展示したハンガリー産の食べる国宝とも言われる、極上生ハム「ハモン デ マンガリッツァ」(S680円、L980円)は、一度は味わいたい一品。他にもハモンセラーノ、イタリアンサラミなどが日替わりで登場し、生ハムは豊富な品揃えだ。客があさりを自分で掴んだ分だけパスタに入れられる「名物つかみどりあさりのスパゲッティ」(1480円)など、盛り上がるメニューも。ナポリ地方の定番つまみ「桜エビのゼッポリーニ」(380円)は、モチモチ食感に塩気が効いてワインが進む!他に自家製サルシッチャや、豚のど肉と牛タンの煮込みなど特に肉料理が充実している。

乾杯にお勧めなのは、微炭酸でやや甘口が飲みやすい樽生スパークリングワイン(グラス450円)。イタリアの中でも上質なワインの生産地として有名なヴェネト州のものである。イタリアを中心に揃えたワインは、ほとんどがボトルで一律2500円と安心価格。1階のセラーから自分で好きな種類を持ってくるスタイルなので、仲間と相談しながらチョイスするのも楽しい。スパイスの香りが広がる「自家製サングリア」(グラス450円)は女性が喜びそうな甘口テイスト。「名物!マグナム」(1780円) というジョッキサイズは5杯以上頼むならお得だ。

株式会社はなまるの水谷担当部長は、「ハレの日の食べ物でなく、お客様に『○○でも食べようか!』と言ってもらえるような日常使いの店を目指しています。次回はトゥクトゥクで送迎するタイ料理店なども面白そうですね」と、驚きのアイデアを語っていた。今後もロケーションや市場ニーズに合わせた新業態を次々と展開していくよう。仕事帰り、飲み会、デートなど様々なシーンに使えそうだ。まずは焼きたての石釜ピザを味わってみて!【東京ウォーカー】

※価格は全て税別

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