10月25日、第1回麻生商店街みらい会議が札幌市北区にある覚王寺で開催された。
この商店街みらい会議は、「商店街の未来を問う、語る、創る」をコンセプトにした対話の場。商店街や地域を元気にするため、商店街関係者だけでなく、地域の人や地域で活動している学生、団体、NPO、企業など、組織や地域を超えて様々な市民が集まる。会議は全3回程度を予定している。
まずは、参加者全員で麻生商店街や周辺地域を歩いた後、覚王寺へ戻り、大学生から年配の人までが再発見した街の魅力について話し合った。会議と聞くと堅苦しいものを連想しがちだが、真剣ながらもときおり笑顔が溢れ、終始穏やかな空気の中で意見を交換し合っていた。
地域コミュニティの重要な担い手である商店街が元気をなくしている今、様々な年代、職業の人が集まるこの場から、商店街の未来に繋がる一歩が芽吹いていくのだろう。
なお、商店街みらい会議は、麻生商店街の他にも札幌市内で10ヶ所程度を対象に開催中。まちづくりや地域活性化に興味がある方は参加をしてみてはいかがだろうか。【北海道ウォーカー】