2008年10月、某名古屋発アイドルグループの初期メンバーとしてデビューし、2011年9月に卒業するまで約3年間在籍。今年5月、デビューシングル『Shooting Star』をリリースし、様々なアイドルイベントに出演するなど、現在はソロシンガーとして、名古屋・東京を中心に活動中の松下唯。
19歳まで福岡で生まれ育った彼女の趣味は、ラーメン屋めぐり。「ラーメンが大好きです!もちろん、とんこつの細麺、固めで(笑)。よく一人でも食べに行きますよ。」
そして、もうひとつの趣味は、コスプレ。「17歳からメイド喫茶でお給仕をしていて、そこで目覚めました。メイド服、制服系、チャイナ服は持ってます。あと、ハロウィンは毎年仮装するので、去年はデビルと、てんとう虫のコスプレをして、今年もナース(ピンクと白)、天使、アリスのコスプレを買いました!」
彼女に多大な影響を与えたのが、アニメやアニソン。「物心ついた時からアニメ、アニソンとはずっと一緒に生きていると言っても過言ではないので、私の人生の一部ですね。アニメ、アニソンがなかったら、今の私は絶対いないですし、たぶん棺おけに入るまで一緒だと思います。おばあちゃんになっても、孫に『ふしぎ遊戯』がねぇ・・・とか、語ってると思いますね(笑)」
10月9日、自ら選曲・監修を手掛けたアニソン・カバーアルバム『スクールガール・アンセム~学園アニソン集』(アニソン・カバー9曲+オリジナル3曲収録)をリリースしました。ジャケット写真はもちろん制服です。「私が歌いたかった大好きな曲を純粋に選ばせていただきました!特に『プラチナ』→『ときめきの導火線』→『ピアニィ・ピンク』という流れはいいんじゃないかと。曲順も含めて、このアルバムの世界観を聴いていただきたいと思います!」
アニソンらしさ満点のキュートなオリジナル曲『SCHOOL WARS』でスタートしたかと思えば、2曲目の『JOINT』では、ロックテイスト溢れるクールな歌声、歌い方に変え、『ときめきの導火線』では、艶めかしくセクシーなボーカルを披露するなど、松下唯の表現力の豊かさに惚れること間違いなしのアルバムです。
その実力は、福岡での高校時代に育まれたようで、「芸能コースがある高校だったんです。ギターの授業もあって、西尾芳彦先生(YUI・絢香らを輩出した「音楽塾ヴォイス」主宰)が講師をされていたりとか。私は当時、今はタレントで、女優もしている西田奈津美ちゃんと2人でユニットを組んで、W(ダブルユー)さん、Winkさんとかのカバーをやらせていただいていて、その文化祭が体育館のステージだったんですけど、大きなステージに立つのが初めてで、プルプル震えるくらい緊張しました。それがあったから今でも頑張れていると思うので、私にとって、文化祭=ステージで、“ザ・青春”ですね。」
それゆえ「高校生の時は恋をしていなかった…その青春は過ごしてないです(笑)中学生の時は、同級生でずっと片想いっていうのはありましたね。今日は目が合った!とか、そういう甘酸っぱい思い出はあります。アニメとかでよく自転車で登下校するっていうシーンがあるじゃないですか。後ろにちょこんと乗って。それが憧れだったんですけど、全然やる機会がなくて(笑)。その頃はアニメの『最遊記』にハマっていて、悟空と結婚するって言ってたので、リアルな恋の思い出が少ないです(笑)」
そんな彼女の今後の抱負はもちろん、「アニメの主題歌を歌いたいです。いつかアニソン歌手・松下唯と言われるように頑張りたいのと、ライブでは『アニサマ』に出たいです!私がすごく憧れている声優さんや歌手の方がたくさん出ているアニソン最大の祭典なので、そのステージに私も立てたらいいなと思います。」
≪松下唯のおすすめ大阪グルメ≫
●「鶴橋風月」のお好み焼き
「大阪に来た時は、お好み焼きは必ずといっていいほど食べてますね。昨日は<風月>さんのお好み焼きを食べました!キャベツが盛りだくさんで、すごく美味しかったです!さっき教えてもらったんですけど、<金龍>さんのラーメンを食べに行きたいです!
【取材・文=ポッター平井】