東洋のマチュピチュとも呼ばれ、近年では観光地として人気を集める愛媛県新居浜市にある文化的資源、別子銅山産業遺産を紹介する「別子銅山展」が、2013年11月2日(土)~6日(水)まで、NHK大阪アトリウムで開催される。
江戸時代、世界一を誇った日本の産銅高のうち、約1/4を産出した別子。その別子銅は大阪の精錬技術により世界に誇る輸出銅となり、日本や世界経済を支えたといわれている。
今回、ゆかりの地大阪で、別子銅山と大阪との繋がりや歴史などを、パネルと展示品、ビデオ放映などで紹介する。
また隣接する大阪歴史博物館では、2日に住友史料館副館長による基調講演、3日には大阪文化財研究所保存科学室長、長崎市出島復元整備室学芸員による記念講演も実施され、各講演とも先着270名で入場は無料となっている。
併せて、11月2日、3日には「愛媛・東予の魅力発信in大阪」と題し、物産展を開催。また「みきゃん」「バリィさん」など、人気のゆるキャラとの写真撮影会や特産品をゲットできるジャンケン大会も実施される。この3連休は、大阪にいながら愛媛県の偉大なる文化に触れることのできるイベントで、歴史イベントを満喫したい。