「北島三郎特別公演」が、博多座にて11/4(月)~12/1(日)まで上演される。それに先駆け10/25(金)に、北島三郎さんをはじめとする一座が来福。ホテルオークラ福岡で会見が行われた。
博多座出演が13回目となる今公演では、第1部で「伊那の勘太郎 信州ひとり旅」、第2部で「ヒットパレード 北島三郎、魂(こころ)の唄を…」を披露する。「伊那の勘太郎」は2006年にも博多座で上演され、好評を博した作品。「親子の情愛」と「絆」というテーマを掲げた、笑いあり涙ありの人情芝居だ。共演者として林 与一さん、中田喜子さん、大江 裕さんが登場する。第2部の歌謡ショーは“観ても聴いても楽しいもの”となるよう趣向を凝らす。「恩返しのステージを1日でも長く行いたい」という言葉には、同氏の来客者への気遣いがうかがえた。
会見では、高島宗一郎市長と浅香山親方(元大関魁皇)もゲストとして出席。高島市長は「博多に来てくれることを待っていた」、浅香山親方は「九州場所と一緒に盛り上げていきたい」と、それぞれエールを送った。
10月に喜寿を迎え、ますますパワフルになったように思える北島さん。「博多は、ただいまと言いたくなる土地。お客さんにもよく、おかえりと言ってもらえる。夢や元気を与えられるように、座員の方と一緒に作っていきたい」と、意気込みは十分だ。11月は博多座で“さぶちゃん”づくしの舞台をたっぷり堪能しよう!【福岡ウォーカー】