11/30(土)、小倉コロナワールドにて体感型シアター「4DX」(フォーディーエックス)がオープンする。同シアターを導入するのは、名古屋に続いて日本国内2番目となる。
4DXとは、3Dよりさらに進化した劇場上映設備。作品中のアクションシーンに合わせて座席シートが可動したり、風や水、香りなどの演出によって、映画そのものの世界の中にいるような臨場感を味わうことができる。普段映画を見ない子供でも、遊園地のアトラクションに乗っているような気分で映画を楽しめること間違いなしだ。
今回、小倉コロナワールドでは3つの映画をこの4DXで公開する。まずは、「ヘルボーイ」シリーズなどで知られるギレルモ・デル・トロが手がけるSFアクション「パシフィック・リム」。世界各国を襲撃する謎の巨大生命体を倒すべく、人型兵器イェーガーを操縦するパイロットたちの奮闘を描く。芦田愛菜がハリウッド作品初出演となった話題作だ。同作はオープニング特別上映で、期間は11/30(土)~12/12(木)。
次に、すご腕ドライバーが派手で斬新なカーアクションを繰り広げる「ワイルド・スピード EURO MISSION」。人気シリーズの第6作目で、宿敵であるFBI捜査官から仕事を依頼された逃亡中の主人公が再びチームを結成し、ヨーロッパを舞台に巨大犯罪組織の壊滅に乗り出すというストーリー。こちらも「パシフィック・リム」と同様の上映期間で、オープニング特別上映となる。
最後は、新作「ゼロ・グラビティ」。サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーという実力派オスカー俳優2人が共演を果たす、迫力満点のSFサスペンスだ。事故によって宇宙空間に放り出され、スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が、決死のサバイバルを繰り広げる。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」などのアルフォンソ・キュアロンが監督を務めることでも話題の作品だ。12/13(金)からの公開となるので、要注目だ。
映画界にとって革新的といえる同システム。まるで自分が映画の登場人物になったような、いままで味わったことのない感動を“体感”しよう。【福岡ウォーカー】