東京モーターショーで体験できる“近未来モビリティ”が面白い!

東京ウォーカー(全国版)

12月1日(日)まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の第43回東京モーターショー2013。なかでも、主催者テーマ事業として行われる「SMART MOBILITY CITY 2013」では、“近未来の移動ツール”に試乗することができるので注目だ。

今回の出展では、「クルマと社会がつながる近未来と移動の楽しさ」をテーマに、モビリティで安全・安心に、楽しく移動ができる社会を提案している。パーソナルモビリティと超小型モビリティのテストライドはモーターショー史上初の試み。普段、滅多に体験することができないパーソナルモビリティの体験走行ができるので要チェックだ。

テストライドの実施場所は西4ホール。トヨタ自動車のWingletと、本田技研工業のUNI-CUB βに乗ることができる(※実施時間は会場内で告知。車両は変更の場合あり)。Wingletは、ロボット制御技術と独自のモビリティ機構により、体重を移動させるだけで、誰でも簡単に操作することができる立ち乗り型のパーソナルモビリティ。UNI-CUBも、体重移動で人の歩行のような動きを叶えるモビリティ。前後左右や斜めへの動きが可能で、静止状態でスタンドを立てれば、いすとして利用することも可能だ。

実際に記者も、プレスデーに約10分、Wingletを運転してみた。これは、立ち乗り電動二輪車・セグウェイよりもコンパクトで、より小回りがきくのが特長。肩幅程度のサイズ感だ。まずはヘルメットを着用し、レクチャーを聞きながら運転したのだが、「スキーやスノボはできますか?」というスタッフの質問に驚き!乗ってみてわかったが、スキーのように足のつま先やかかと部分に加重しないと運転できないのだ。

ハンドルバーを握って本体を垂直に保ちつつ、いざ、足を乗せているステップを使って操縦。体重移動によってステップが動くので、最初は不安定な感じの足元に緊張するが、ステップへの加重具合に連動してWingletを旋回させることができるのが面白く、10分後には床に描かれたコース上をスイスイと走って楽しむことができた。

東京モーターショー2013に足を運んだ際は、是非試してみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】

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