楽天マー君がジョージア魂賞年間大賞を受賞!

東京ウォーカー(全国版)

缶コーヒーシェアNo.1ブランドであり、日本野球機構(以下、NPB)のパートナーであるジョージアが、11月27日に2013年度ジョージア魂賞年間大賞及び選考委員6名が選ぶ選考委員特別賞の表彰式を実施した。

2013年度年間大賞受賞者は、マー君こと田中将大選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)に決まった。今シーズン、まさに獅子奮迅の活躍で開幕からのシーズン24連勝に加え、前年からの28連勝とポストシーズンの2勝を含めた30連勝の大記録を樹立。この3つの連勝記録がギネス世界記録に認定され、チームも悲願の日本一に導くなど、名実共に球界No.1投手の座に就いた。

ファンからの投票で選ばれるジョージア魂賞年間大賞は、8月16日の埼玉西武ライオンズ戦において、勝利を呼び込む魂の投球でプロ野球新記録という金字塔を打ち立てたプレーがノミネート。初受賞となった田中選手は「ファンの心に残ったプレーができたということが良かったと思います」と受賞の喜びを語った。また、賞金の100万円の使い道を聞かれると、「コーヒーを買いに行きます(笑)」と答え、会場を沸かせた。

また、惜しくも年間大賞は逃したものの、菅野智之選手(読売ジャイアンツ)が、6名の選考委員によって選定される選考委員特別賞を受賞。今季、新人ながらもチームトップタイの13勝を挙げ、リーグ優勝に貢献した。「まさか自分が選ばれるとは思ってもなかったのでびっくりしています。来年もこの賞を取れるように頑張りたいと思います」と初の受賞に満面の笑みを見せていた。

表彰式後の記念パーティーでは、出席した選手と選考委員によるトークショーを実施。選手同士の一問一答では、菅野選手から菊池選手への「今まで対戦した中で一番良いバッターは?」との質問に、「今シーズンならDeNAベイスターズのブランコ選手ですかね。ピッチャーライナーが来たら怖いです(笑)」と答える一幕も。その後も、選手間の質問が飛び交う中、田中選手から篠原副社長に対して「ジョージアの中で一番好きなコーヒーは何でしょうか?」とサプライズ質問が飛び、篠原副社長は「1日10本くらい飲むのですが、朝は微糖を飲んで、食事の時はブラックを飲み、午後疲れてくるとカフェオレを飲みます」と回答。田中選手は「そのローテーションを参考にさせていただきます(笑)」と返答し、会場が盛り上がった。山田久志選考委員は「来年は(プロ野球界の)新しい時代が始まると思っています。私たち選考委員は、このジョージア魂賞というものをもっと多くの方に知ってもらえるように頑張りたいと思います」と締めくくった。【東京ウォーカー】

■田中将大選手コメント

――この賞はファンが選ぶということで他の賞とは違うと思うのですが、改めて受賞の感想をお願いします

「数字の面だけではなく、ファンの心に残ったプレーが出来たことが本当に良かったと思います」

――ルーキーの則本選手の印象は?

「本当にルーキーの選手なのかって疑うくらいの投手ですし、彼がいなかったら優勝は難しかったと思います」

――今シーズンこのような形で色々表彰されていると思うのですがいかがですか?

「こうしてオフに入っていろんなところで表彰されるのは、気分の悪いことではないですし、プロ野球選手として嬉しいですね。こういったイベントと練習を両立させてやっていきたいと思います」

■菅野智之選手コメント

――選考委員特別賞を受賞して、今のお気持ちをお願いします

「正直驚いています。プレーで評価してもらえるのは次につながりますし、来年以降も頑張りたいなと思います」

――受賞プレーを振り返ってみていかがですか?

「ノーアウト2塁だったので、確実にバントしてくるだろうと。そんな中で、バントをさせない内角高めに投げてフライになって、本当に理想の形でアウトにすることができましたし、その試合の流れも支配することができたかなと思います」

――難しいかもしれませんが、受賞プレーに点数をつけるとしたら?

「2万点くらいですかね(笑)」

――来シーズンに向けての目標をお願いします

「今年は後一歩のところで日本一になれなかったので、来年は新たに挑戦者の気持ちを持って、来年日本一になって、連覇の挑戦者になれるよう、チームの原動力になれればと思います」

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