【WEB連載】田中稲の仮想DJ「昭和歌謡エンドレスリピート」 34曲目「冬到来! 季節の変わり目冷え冷えソング」

関西ウォーカー

さぶ。さぶさぶ。さぶーーーっ!!(がたぶるがたぶる!)。

なんでしょうか、先々週くらいまでは「ぬっるー、11月なのに何この気温」とか言ってたのに。天気ってホントに気まぐれ。タンスの奥ふかーくにしまったままだったコートを慌てて出したっちうねんっ。

まあ、でも良し。許す。私は夏より断然冬の方がスキダカラー…(←古いですかこのCMの真似)。

なぜかというと、理由その1。布団が気持ちいいからだっ! 夏は上に掛けるのがタオルケットっちうのがイカン。

冬のふんわりエエ感じの重さがある布団に包まれてこその安眠。おかげで布団を冬用に変えた途端、夢ひとつ見ないで眠れているぞ!

そして理由その2。冬といえば良質の歌謡曲が豊作(特に失恋ソング!)。耳にブラボーな季節と言いましょうか。年末になりゃクリスマスソングで溢れかえり、カップル要素が高くなるのでうむむむなんだけど、この11月の雪が降るか降らんか、という中途半端さは昭和歌謡的にオイシイのよね。ビールから熱燗に移り変わるニクい時期よね。うふふふ。

ということで、今回はこの秋から冬にかけての時期だからこそ聞きたい、体感温度をより下げる、さっぶーい曲を集めてみました。はっはっは。心の芯まで冷えるがいい!(←なんか意味もなく戦闘モノの悪役モード入ってしまったなぜだろう)。

まずアイドル界から名曲をば。キョンキョンの「木枯らしに抱かれて」は外せんでしょう―!!雪の前の「木枯らし」たぁ風流過ぎるぜ、くーッ(悶絶)。目の付け所が素晴らしいにもほどがある作詞作曲はALFEEの高見沢俊彦。

高い声で変わった形のギター弾いているだけある!どうでもいい情報ですが、うちの姉が痩せている時、彼にソックリでした。

演歌からもいきまっしょい。やっぱり熱燗とセットの八代亜紀さん「舟唄」は欠かせないですね。

この歌、「冬」を表わす言葉が「鴎」(←冬鳥というカテゴリらしい。一応調べてみました)しかないのだけど、全体的に漂う寒さの素晴らしさたるや。この歌は夏にゃ聞きたくないってほど、冬の歌だと思うんですわっ。ガンガン!(←興奮して机を叩く音)

それからオフコース「さよなら」。うあー卒業式で歌ったわ―(私も俺もという同意の声がパソコンの前から聞こえてきますぜ、みなさん!)。でもこれ、シーズンとしては「もうすぐ外は白い冬」だから今頃なんだよね、きっと。

愛したのは確かに君だけ。なのにどうして「さよなら」なのか。女側が浮気したんか。親に反対されたんか。それは二人にしか分からない…。うるる。この歌、小田和正さん自身は実はあまり好きじゃないという情報も聞きますが、いやいや、もうご本人の感情関係なく名曲ですから。永遠に歌い継がれる事でしょう。ドキッパリ!

今回の締めの一曲は、先日亡くなられた島倉千代子さんの「人生いろいろ」で。波乱万丈の人生を咲き乱れたお千代さん、本当にカッコ良かったです。ご冥福をお祈りします。田中稲でした。

……ッといつもはここで終わるのですが、ちょっと待った―!!

実は迫る11月20日、夜9時から1時間、角川マガジンズ「ちょくマガ」で、「珍スポ」「ゆる旅」発見メルマガ、週刊「吉村智樹の街めぐり人めぐり」を発行しておられる吉村智樹さんがお送りする濃ゆーいユーストリーム番組

『吉村智樹のチャンネル4C(よん・しー)』

で、「紅白歌合戦」についていろいろ喋らせていただくことになりました。どきどき。

吉村智樹さんの跳ねるような語り口調とツウっぷり、ワタクシ田中稲のミーハーで壊れたオモチャのような早口という着地点が全く読めないラビリンスなタッグで紅白の魅力に迫ります!

▼当日こちらから視聴できます。

http://www.ustream.tv/channel/channnel4c

※記事の下にリンクをはっていますのでそちらから飛んでください。

【文=田中稲】

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