高級過ぎ!?ゴージャスケーキ流行の中、遂に100万円のXmasケーキ登場

東京ウォーカー(全国版)

2013年はアベノミクスの勢いがつき、値段も立派なゴージャスケーキが続々と登場している。ファッション業界ではよく「景気が良くなると明るい色が売れる」と言われているが、実際にスイーツ業界でも、華やかなクリスマスケーキが多数、製作されているのだ。そんな波に乗り、遂に100万円のクリスマスケーキまで登場した!

12月3日(火)、各種スイーツを販売するirina(イリナ)で「100万円のクリスマスケーキお披露目会」が開催。12月15日(日)からの予約開始(限定3台)に先立ち、披露された。同商品は、フランス産トリュフやシャンパンのドン・ペリニヨンなど、高級食材をふんだんに使った高級ロールケーキに、最高級フルーツ、金箔、プラチナ箔、生クリームや生花など、ケーキをデコレーションするグッズを一緒にした、原材料費約15万円のロールケーキセットだ。ブラックココア生地のトリュフロールや、赤ワインクリームが入ったワインロール、最高級タヒチバニラのクリームを使ったバニラロールなど、ふた口サイズのカラフルなロールケーキ32個(4種×8個)が揃っていて、見た目にもインパクト大!

実はこれは、「日本の伝統と文化を見直し、世界に発信するため」に製作されたものだ。irinaと、石川県輪島市の伝統工芸品である輪島塗の稲忠がコラボレーションしており、今回の高級ケーキはこだわりのお重に入れて販売されるのだ。1つ作るのに4ヶ月かかると言われる輪島塗のお重。長きにわたって修行を積んできた職人が、今回の企画のために作ったオリジナルデザインのお重は、この企画のハイライトになっている。irinaの宇佐美慎太郎社長は、「伝統と革新の掛け合わせで製作しました。スイーツをきっかけに、若い層にも輪島塗を知ってもらいたいと思っています」と開発の経緯を話していた。

若者の後継者不足や伝統工芸品の使用機会の減少などの問題を抱える稲忠が、irinaと共に取り組んだ今回のスペシャルなクリスマスケーキ。アベノミクス効果で高級感のある商品に注目が集まっているが、こちらのケーキも話題を呼びそうだ。【東京ウォーカー】

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