全国各地で結成され、観光案内やPRだけでなく、殺陣やダンスなどの演武で人々を魅了している武将隊。そんな各地の武将隊が集まり、日々の鍛錬の成果を披露する戦(大会)「第2回全国武将隊天下一決定戦~宴~」が2014年2月22日(土)・23日(日)の2日間、中村区の名鉄ホールと常滑市の中部国際空港セントレアを舞台に開催される。
そんな天下一決定戦の開催決定を発表する会見が、12月7日、中部国際空港で行われた。朝早にも関わらず、多くの民(=ファン)が駆けつけ、熱い声援を送った。会見では、参加を発表した隊の代表が決意を表明。信州上田おもてなし武将隊の真田幸村が「大河に落ちてしまった」ことを自虐的に語り、笑いを誘ったかと思うと、熊本城おもてなし武将隊の加藤清正が「我が隊に所属されている黒田官兵衛様が大河に決まってしまい誠に申し訳ない」と返すなど、笑い声の絶えない会見となった。前回大会の覇者、名古屋おもてなし武将隊の織田信長が「天下一は我が隊が死守する。おい、お主ら取れるものなら取ってみろ」と他の隊を挑発するなど、終始盛り上がりを見せた。最後は、信長の「いざ出陣」という掛け声に、他の武将が「オー」と答え、会場に熱気が溢れた。
会見後、織田信長に大会の抱負を尋ねると、「日の本の国の中心である愛知から元気を広げ、武将隊を盛り上げていきたい」と述べ、「武将隊文化を広げることは、自分たちの土地を守り、その土地の文化を広げていくことにも繋がる」とイベントの意義を力強く語ってくれた。
開催までの期間、ツイッターやニコ生を使った告知活動も行われる。民はもちろん、まだ民ではない人もこの戦に参加してみてはいかがだろうか。【東海ウォーカー】