【2013年を振り返る】パンケーキも終息へ!?次なるは「燃える」スイーツ!
東京ウォーカー(全国版)
2013年も残りわずかとなった。Walkerplusでは様々なジャンルから2013年ならではのトレンドを検証、さらに2014年の展望を予測してみた。今回のジャンルはスイーツ。2012年から引き続き、特に表参道を中心に出店が相次いだ海外朝食系カフェ。ニューヨークやハワイの地元っ子に選ばれた世界の名店が作り出すパンケーキなどの定番朝食メニューは未だ人気が衰えず、行列熱は冷めやらない。
8月にオープンしたクリントン・ストリート・ベイキング 東京は、地元誌でニューヨークNo.1に選ばれたパンケーキにはまる人が続出、キング・オブ・ブランチの行列店だ。アメリカでの出店も断り続けたが、2年越しで世界唯一の支店を表参道に出店することが実現した。
グラノーラやアサイーボウル、スムージーもその流れを汲んでおり、日本の朝食風景も変わってきた。グラノーラは好きな穀物やドライフルーツを選んでオリジナルが作れる目黒のGMTをはじめ、代々木上原のGANORIが8月にオープンするなど、専門店が次々と登場した。食品業界でも売上は増え続け、カルビーはグラノーラのプレミアムラインであるマイ・グラノーラスタイルを9月にネット限定で販売し、好評を得ている。
健康志向の海外セレブの間では、栄養素の高いアマゾン原産のアサイーや野菜が手軽にとれるスムージーが注目を集め、日本にも進出。5月、広尾にオープンしたアイランドベジー サンバゾン アサイーカフェは、全米シェアNo.1のサンバゾン社のアサイーを扱うアサイーボウル専門店だ。カナダ初のスムージー専門店JUICE ZONEは4月に日本初上陸。8万円以上もするアメリカ生まれの高級ジューサーVita-Mixが飛ぶように売れるなど、家庭にも余波が及んだ。
高級だがご褒美スイーツとして話題となったプレミアムポップコーン専門店もオープンした。Garrett Popcorn ShopsやKuKuRuZa Popcornなど、原宿を中心に3店舗。チーズ味とキャラメル味を一緒に食べるシカゴスタイルは甘味と塩味のミックスが後を引き、くせになる味わいに。数十種類に及ぶ豊富なフレーバーは映画館などでも期間限定で取り入れられ、ポップコーンの楽しみ方が広がった。
一方、夏は甘味処の老舗によるかき氷が大ヒットし、日本回帰の風潮も見受けられた。都立大学のちもとでは、オープンと同時に長蛇の列ができてしまうので予約制にしたところ、朝一番で100人分が完売してしまうほどだった。7月に世界遺産登録で沸いた富士山の周辺エリアでは、地元菓子店やパーキングエリアなどで富士山をかたどったスイーツが続々と誕生。道の駅 富士川楽座では山に積もる雪まで表現した富士山メロンパンを販売するなど、富士山型メロンパンは数ヶ所で見受けられた。
2013年に流行したスイーツ、皆さんはどれぐらい食べただろうか?まだ1つも食べたことがない人は、年が変わらないうちに味わってみるのも良いのでは。
そして2014年、脚光を浴びそうなのが“燃えるスイーツ”だ。現在放送中のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」に出てきた焼き氷も、冬に少し話題になった印象が。また、アンリ・シャルパンティエ芦屋本店や銀座店など食べられる看板メニューのクレープ・シュゼットは、ワゴンサービスで目の前でフランベしてくれるパフォーマンスが特徴で、人気のある商品だ(ワゴンサービスを行っていない店舗もあり)。もはやパンケーキブームは終息に向かいつつあり、その次のパフォーマンス付きスイーツを追ってみるのも面白いだろう。【Walkerplus】
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