ふっ。この時期になるとイルミネーションが綺麗でちゅねー。右を見ても左を見ても、あらっ。カップルばっかりでもーオバチャン一人ぼっちで待ち歩かれへんわ。サビシー寂しい。へっ。
電車の中で「サンタさん、来るかな?」なんてトボけた会話している20代そこそこのカップルの会話が聞こえてきましたが、来るわけねぇっつの。フィンランド(だっけ?)に問い合わせてみろっ、ムーミンくらい来てくれるかもしれんぞ、と会話に割って入りたくなったですよ、ええええ。
……いきなりオープニングからヤサグれて聞き苦しいぞというお声が聞こえてきます。失礼いたしました。だって、この時期「どっから沸いて出たーッ!?」と指差し確認したいほど、ラブラブな男女が増えませんかーもーイチャイチャするなら家でやりなさいよーえーん(号泣)。
ということで致し方ないが、時期なのでクリスマスを祝う歌をご用意しようと思う。が、確か去年も紹介したんじゃなかろうか、クリスマスソング……と思って調べたところ。ワタクシ、この時期よっぽどヒネてるのでしょうか、去年もクリスマスネタはスルーで紅白紹介してました。はっはっは。
うーむ、さすがに2年連続でクリスマスなど存在しないかのように進めてしまうのは、あまりにも自分がわびしい。ということで、早速クリスマスソングご紹介ッ!
クリスマスといえば、やはり外せないのが山下達郎の「クリスマスイブ」。なんといいましょうか、クリスマスと言えばサンタ、トナカイ、そして「達郎」とオチで使いたくなるほどの認知度。1983年、アルバム「MELODIES」に収録され、同年12月にシングルカットされて、それから現在まで愛され続けているというから息なっがー!
嘉門達夫さんの替え歌メドレーのおかげで「きっと君は関西人~♪」と歌う人が急増するという紆余曲折(!?)も乗り越え、今日もラジオで流れておりました。25日まで毎日これでもかっちう程聞くんだろうなあ(遠い目)。いや、いいけど。いい歌だから許す!(←何様なんだわたしゃー)。
2曲目は、カズン「冬のファンタジー」。前奏からリンリンシャンシャン鈴の音がもう素晴らしいっ!いまだにクリスマス時期になるとカラオケでハモリ入りで歌う人多いけれど、耳障りがいいメロディーだよねー。いやはや、名曲は永遠。このカズン、いとこ同士のユニットだそうで、サーカスといい兄弟とかいとこ同士って他人同士じゃ太刀打ちできない「一致感」があるなあ、と再認識。
そして3曲目。クリスマスがラブラブハッピーな日だと誰が決めたんでぃ、別れだってあるさ派のあなたにお送りするのが「サイレントイブ」!! 辛島美登里さんの繊細な美しい声で「一番大切な夜にあなたはいないのおぅぅぅぅ」と歌われてみぃ。「ひー!」と叫びたくなるほど心に沁みます。ええ、痛いほど!
失恋直後なロンリークリスマスを送る方は、メンタルと相談して聞くのが得策。下手すると本気でケーキの中に顔ツッコみ窒息したくなるほどの破壊力があります。いやもう友達ってルールは本当に難しいゲームっすよ。ふぅ(と私は何を思い返しているのかーっ!)
さて、なにやら妙なテンションでお送りしました今回の締めの一曲は。
実は「日本最強のクリスマスソング」という噂もあるらしいです……。敏いとうとハッピー&ブルー「星降る街角」。星降る。キャンドル。ままままあ確かにキーワードは揃っているですね。ウォンチュッ!!
【文=田中稲】