12月27日（金）まで大阪・シネマート心斎橋で公開中の映画『マイク・ミルズのうつの話』。本作は『サムサッカー』『人生はビギナーズ』の監督であり、1990年代ユースカルチャーの牽引役としても知られる異才マイク・ミルズが、「日本人のうつ」に興味を持ち、5人のうつ患者に密着したドキュメンタリー映画。「心の風邪をひいていませんか」という製薬会社によるキャッチコピー展開がもたらした「うつ」の蔓延、そして現代社会の問題点を軽やかなタッチで浮あがらせていく。
そんな本作の公開を記念してシネマート心斎橋では、ミュージシャン・曽我部恵一の新曲MV『汚染水』を発表したばかりの人気イラストレーター・小田島等のトークイベントを、12月22日（日）・23日（月・祝）の異例の2日連続開催。トークの相手役は、映画ライター・田辺ユウキが務める。
小田島はマイク・ミルズの作品に刺激を受け続け、また自身もうつを患い、乗り越えた経験を持つ。マルチな才能を発揮する小田島ならではの視点で本作を読み解いていく。