関東学院大学と横浜ウォーカーがコラボした特別公開講座「横浜学」。
「横浜の港」「横浜の文学」「横浜のシルク」と続いた待望の第4回「横浜のスポーツ」が、12月21日に関内のKGUメディアセンターで開催された。舶来スポーツが伝わった地である横浜は、スポーツに対する関心も高く、幅広い年齢層を迎えての開催となった。
今回の講師は、関東学院大学経済学部教授で学生生活部長を兼任し、大学スポーツと地域を結び付ける働きかけをしている小山嚴也先生。横浜開港資料館の主任調査研究員で、横浜の近代文化史に造詣の深い石崎康子先生。横浜市体育協会の会長であり、市民スポーツからプロスポーツまで、横浜の現状に詳しい山口宏先生と、充実の講師陣が揃った。
単独講義から始まった本講座は、最初に石崎先生が幕末から大正期の西洋スポーツ伝来と波及の経緯を解説し、続く山口先生は昭和初期から現在までの、横浜のスポーツの歩みを紹介。最後は小山先生が関東学院大学が行っている地域交流活動を語った。横浜のスポーツ史を具体的な事例を挙げてより深く解説した3者講義も興味深く、大盛況のうちに幕を閉じた。
次回は「横浜の建築と、その活用」をテーマに開催。テーマや参加方法などは関東学院大ホームページ、横浜ウォーカー2月号(1月20日発売)誌面で発表される。