グルメも温泉も!見どころ満載の冬の壱岐を旅しよう

東京ウォーカー(全国版)

豊かな自然と絶品グルメが満喫できることから、観光地として高い人気を誇る長崎県の壱岐。マリンスポーツが盛んなため、夏のイメージが強いが、冬だからこそ楽しめる魅力的なスポットも満載だ。今回、2日間でそれらのスポットを見て回れるお勧め旅行プランを紹介しよう。

壱岐に着いたなら、まず最初に味わいたいのが、旬の具材たっぷりの海鮮丼だ。創業55年の老舗・三益寿司では、ウニ、サザエ、イカ、マグロなど日替わりの具材に、アワビか壱岐牛のあぶりが加わった極上の海鮮丼(3000円、季節により内容に変更あり)が味わえる。全国からこの海鮮丼を求めて集まる食通が後を絶たないそうなので、壱岐を訪れた際は必食スポットとして忘れずに立ち寄りたい。

さらに三益寿司から車で約20分の場所にある小島神社は、干潮時前後の60分しか渡れない神秘的な神社。イザナミノミコトなどが祀られており、参拝すれば五穀豊穣、安産などのご利益があると言われている。また、月讀神社には日本神話の最上位とされる三貴神の1人、ツキヨミノミコトが祀られており、神道発祥の地とされている。安産や病気平癒など、人の生死や潮の満ち引きに関連するいわれがあることでも知られる神社だ。

長旅に疲れたら、1500年以上の歴史を誇る温泉が楽しめる湯ノ本温泉 平山旅館へ行こう。平日は1万3800円~(1泊2食付)になっていて、滋味溢れる食材を使った郷土料理のひきとおしやイカの活造りなどが味わえる。湯ノ本温泉は塩分と鉄分が多く、掛け流しの湯が堪能できるので、ゆっくり浸ればきっと疲れも癒されるはずだ。

しっかり休んだら、翌日は早起きして勝本朝市でお土産を探してみよう。ご飯のお供にぴったりのイカウニや、バフンウニを味噌で煮たガゼミソ、鯛やイカの干物などが並んでいるので、きっとお気に入りの一品が見つかるはず。買物を楽しんだら、朝市会場から徒歩約2分で行けるモカジャバカフェ大久保本店に立ち寄り、壱岐牛バーガー(単品750円、セット900円)を味わいたい。広大な自然で育った壱岐牛を使ったバーガーは、歯応えが残るように粗く挽いたミンチと香ばしいバンズが特徴的なメニューで、一度食べれば病みつきになること間違いなしだ。また、原田酒造では米麹と大麦を原料とし、独特のコクと甘味を生み出した壱岐発祥の麦焼酎が楽しめる。香ばしいタイプの大祖(1056円)や、花酵母を使ったなでしこ(1214円)などがあるので、飲み比べてみてお気に入りの銘柄を見つけ出してもらいたい。そして、最後に訪れるのは旅館の海老館。ここの赤みがかった温泉≪→ここは何温泉なの?明記する≫は神経痛や婦人病、傷などにも効果があり、子宝の湯としても有名。玄界灘を望む露天風呂が楽しめるのも海老館ならではの特徴だ。

今回紹介した施設やメニューには、長崎県内の離島のホテルや土産物店、食事処などで使えるしまとく通貨(商品券タイプ)が利用可能になっている。6000円分の1セット(6枚綴り)を5000円で販売中なので、空港やフェリー発着所などで購入しておけば、よりお得に旅行を楽しむことができる優れものだ。今回紹介したコースを参考にしながら、見どころ満載の壱岐の旅をたっぷり満喫してもらいたい。【Walkerplus】

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