天然酵母で美味しく焼き上げたパンと、北欧家具で統一された落ち着いた雰囲気の内装が特徴的なカフェ&ダイニング、用賀倶楽部。同店と六本木で営業中のけやき坂ベーカリーの2店舗で、県産食材を使った特別メニューを提供するごちそう佐賀フェア「SAGA CAFE」がスタートした。
現在、SAGA CAFEを実施中の2店は、“暮らし”に関する様々な展開に取り組んでいるエイ出版社(エイは木偏に世)が営業する飲食店。同社書籍で佐賀県の食材を使ったこだわりレシピを紹介する傍ら、実際にそれらが食べられる施策として、系列店舗で期間限定フェアが開催されることになった。
SAGA CAFEの最大の特徴は、エイ出版社が営業する全6店舗でグランドシェフを務める多賀伸幸シェフが佐賀県を直接訪れ、農家の方々から話を伺いつつ選定した食材を使っていること。中でも特にお勧めのメニューが、両店舗で平日ランチタイムに注文できる、ふもと赤鶏の香草岩塩焼 白石レンコンソースだ。柔らかいふもと赤鶏を、タイム、ローズマリー、岩塩でグリルし、新鮮なアイスプラントや白石レンコンと共にいただく一品で、実食してみたところ、非常に肉厚で風味も良く、食べ応えのある仕上がりになっていた。用賀倶楽部では、パンビュッフェ(またはライス)、ミニサラダ、ドリンクバー、スープバー付きで1200円とお手頃価格になっているので、イベント期間中に是非味わってもらいたい。
一方、週末のランチタイムには、用賀倶楽部にてスペシャルピッツァメニューとして、肥前さくらポークの燻煙と白石レンコンのピッツァビアンカ 柚子胡椒マヨネーズ焼き(1700円)が注文可能だ。豚肉独特の臭みが少なく、肉のきめが細かいソフトな食感の豚肉、肥前さくらポークの肩ロース肉を桜チップでスモークし、歯触りの良い白石レンコンをトッピング。さらに、香り豊かたな柚子胡椒マヨネーズがアクセントになっていて、食欲がそそられる絶妙な味付けになっている。ディナータイムには、ふもと赤鶏の串焼きと、肥前さくらポークの肩ロースを佐賀県産のみかん・あんみつ姫でマリネしたグリルが味わえる、佐賀プレート(1050円)が登場。白石レンコンを練り込んだ天然酵母パンも付いてくるので、その独特の風味も楽しもう。
これら以外にも、あんみつ姫や佐賀県産の苺・さがほのかを使ったスイーツとして、あんみつ姫みかんとさがほのかいちごアイスのホットパイ(750円)や、白石レンコンのレンコンパン(230円)、さがほのかイチゴのデニッシュ(220円)、さがほのかイチゴチョコスティック(210円)、あんみつ姫のみかん酵母パン(190円)といったメニューも発売される。食後のデザートやお土産用に注文する人が続出しそうだ。
なお店舗によって販売メニューが異なっているので、事前に確認してから伺うことをお勧めしたい。【Walkerplus】