スマートフォンやタブレットPCを使って操作する玩具“スマートトイ”が、今、市場をにぎわせている。その魅力は、アプリならではの拡張性に加え、未来的な遊びができるということ。なかでも注目したいのが、1月27日(月)に発売されるハコビジョン(525円)だ。
これは、一昨年東京駅で行なわれた3Dプロジェクションマッピング(TOKYO HIKARI VISION)に感動したバンダイの開発者が、なんとか食玩にできないかと試作をスタートさせたもの。通常は何台ものプロジェクターを使い分割して映し出しているものを手のひらサイズに縮小し、さらに一方向からの映像だけで投影させるには多くの苦労があったという。しかし、同社の技術陣及び、東京ミチテラスの映像制作に携わったNAKEDの尽力により安価な食玩として発売させることを実現。小さな箱の中で、次々と変化する約12分の映像ショーは圧巻だ。
さらに、各社からユニークなスマートトイが発売されているので見逃せない。スフィロ2.0(1万4800円)は、アプリで操縦できる可愛い小型ボール。球体なので小回りがきき、また最高速度は秒速2m。水上でも動き、別売り専用カバーを装着すれば凸凹道もOKな万能ボールなのだ。スポーツゲームやARを使ったゲームなど数多くのアプリも揃うので要チェック!
野鳥のさえずりに癒されるヒーリングバード(各2394円)や、好きな魚を水槽に泳がせられるルクシィ アクアリウム(6980円)も気になるアイテム。前者は、iPhone、iPadで無料アプリをDLすれば、実写の野鳥映像などを見ることができ、後者はアプリを立ち上げてiPadをスタンドにのせるだけで、手軽に3D水槽が楽しめる。
デジタルとアナログのいいとこ取りな次世代おもちゃ、スマートトイで時代を先取りした遊び方を試してみては?【東京ウォーカー】