歯に衣着せぬ毒舌キャラとして人気上昇中の俳優・坂上忍さんが、今なお世間を騒がせている食品偽装問題を一刀両断。「女性を馬鹿にした許せぬ社会問題」であると、独自の見解を述べている。
このコメントが掲載されているのは、ちょくマガで発行しているメルマガ「坂上忍『本質論』。」(KADOKAWA)の最新号だ。文中には、外食はもちろん、スーパーでの買い物も含め、常日頃から食品の安全性に気を配り、記載内容を信じて料金を支払っているのは、ほとんどが女性であること。そして、その信頼に対して、平然と嘘がつける人たちの神経が理解できない、といった食品偽装を行ったホテルやレストランに対する痛烈な意見が綴られている。
その一方で、この問題をきっかけに、消費者も物事の真偽を見抜く目を養うようにしなければならない、といった警鐘を鳴らしている点も、実に坂上さんらしいところだ。
「○○ホテルで食事をした」という出来事だけに満足し、自分が食べた料理は本当に美味しかったのか?本当に安全なものだったのか?それらを意識することを怠っていたのは、消費者側の反省点でもある。配信中の最新号を読めば、きっと意識改革の必然性が感じられるはずだ。
2014年1月現在、一連の騒動の発端となった阪急阪神ホテルズでは、利用者への期限なし、レシートなしの返金が継続的に行われている。このまま騒動は終息に向かうのか?それとも、また第2、第3の食品偽装問題が起こるのか?その鍵を握っているのは業者側ではなく、ひょっとしたら我々消費者側なのかもしれない。【Walkerplus】