「2014年に行きたい国内旅行先」について、旅行のクチコミサイト フォートラベルが調査を実施。人気旅行先のランキングで、1位になったエリアは沖縄県だった。
もっとも人気のエリアとなった沖縄県。石垣島や宮古島といった離島が特に人気で、「のんびり過ごしたい」「リゾートでゆっくりしたい」というコメントが多い。また、「シュノーケリングやダイビングをしたい」というように、沖縄の美しい海でのマリンアクティビティを目的に旅をしたい人も多いようだ。
2位は北海道、なかでも札幌が人気だった。また、知床を筆頭に道東エリアも挙げる人も多い。旅の目的は「グルメ」「自然」「温泉」と多岐にわたる中、「さっぽろ雪まつり」「流氷」「スキー」という冬限定の風物詩を楽しみにしている人も多かった。
3位は九州で、九州7県の中で、もっとも人気だったのは鹿児島県。特に世界遺産の屋久島の人気が高く、「トレッキングを楽しみたい」という声も多かった。その他、「温泉」や「グルメ」を楽しみたいというコメントや、「九州の鉄道で旅をしたい」「“ななつ星”に乗ってみたい」という、観光列車が多く運行する九州ならではのコメントも寄せられた。
その他の注目として、東北地方では青森県や岩手県の人気が高く、岩手県については世界遺産「平泉」を目的にあげる人が多い。また「“あまちゃん”のロケ地巡りをしたい」という声や、「被災地支援ボランティアをしに行った際、お世話になった方と再会したい」「旅をして復興支援をしたい」というコメントも寄せられた。
なお、結果を都道府県別に見ると、1位の沖縄県、2位の北海道に続き、3位には京都府がランクイン。「寺社巡り」や「花見・紅葉」を楽しみたいとする人が多い。4位以降には、4位鹿児島県、7位長崎県、9位福岡県と、九州の3県がランクインし、その人気の高さが伺えた。そして、8位にランクインした長野県では、旅の目的に「ハイキング」や「温泉」、「美しい景観を楽しみたい」と回答する人が多かった。
ちなみに同社実施の旅行動向調査では、昨年から徐々に国内旅行の人気が高まりつつあるという。昨年に続き、今年も国内旅行が盛り上がりを見せそうだ。【Walkerplus】