ネットで話題の熟成肉専門店”听”が京都から名古屋に初進出!

東海ウォーカー

東海ウォーカー1月20日発売号で紹介した熟成肉専門店が2/10(月)にオープンした。さっそく名古屋店の様子をうかがってきたぞ。

名古屋駅から菊井町交差点まで徒歩10分、歩いていくと店の外観デザインに組み込まれた冷蔵ショーケースでまず驚かされる。熟成肉が塊のままぶら下がるという豪快な演出。それを見ながら店に入ると、店内は4人掛けテーブルが6卓で24席ほどの広さ。堅苦しくはないバルっぽい感じの内観。

席に着くと、スタッフが持ってきたメニューには当日用意できる肉の種類にチェックがしてある。希少部位や仕入れ状況などでオーダーできるメニューが場合によって異なるようだ。まずは数量限定という骨付きリブロースを1ポンドで注文。熟成肉は焼き上がりまで30分ほどかかるということで、待つ間にアラカルトも注文。アラカルトは3種類の食べ比べのようになっていてそれぞれの肉の旨みの違いを感じることができるお手軽メニューだ。

しばらくして運ばれてきた骨付きリブロースは、お皿いっぱいのボリューム。さすがにグループで切り分けて食べるのをオススメする。じっくり熟成された肉は丁寧に焼かれ、写真のようにレアでいただける。レアな肉を味わうにはそれなりの厚みが必要で、こんがりと焼かれた表面と中に閉じ込められた旨みを大き目に切って食べたい。

熟成肉のおいしさを言葉で表すなら「噛むほどに味わいが広がる」という感じ。凝縮された旨み成分が口の中でじゅわっと広がる。だから濃いタレやソースではなく、まず肉だけを味わい、あとは好みで軽く塩やコショウをかける程度でおいしくいただける。30日かけて熟成する仕込など業界的には高価にならざるを得ない食材ながら、独自のルートでお値打ちに食べられることがうけて関西でもヒットしている。ぜひこの機会に話題の熟成肉(エイジングビーフ)を名古屋でも味わってみてほしい。

この日、夕方の早い時間に入ったので席は取れたが気付けば店内は満席だった。本誌でも紹介しているように、まずはランチなど手軽に試してみるのもオススメ。

ワインなどのドリンクメニューも充実している。2/20までオープニングキャンペーンを実施中。詳しくは東海ウォーカー2月号 P16をご覧ください!

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