定価の7倍買える!? スーパーの詰め放題イベントが人気

東海ウォーカー

東海エリアのスーパーで、野菜などの食品を安く購入できる詰め放題イベントが話題となっている。

ヤオキスーパー 東起店(名古屋市中川区)の日曜朝市の目玉イベントは、毎週日曜9:30から行われる詰め放題。野菜や豊浜漁港直送の鮮魚など約5種類が各200円で、指定の袋やパックに詰めた分だけ購入できる。

詰め放題は、商品を縦30×横20センチのビニール袋に詰める。口は閉めなくてもOK。生ワカメはパックに詰めて、輪ゴムでとめる。取材日の詰め放題は全6種類ということで、ニンジンで挑戦してみた。

まずは詰める商品と袋を持ち、混雑した売場から脱出。すいている場所に移動し、縦横に袋を伸ばしておく。商品の形を見ながら隙間なくビッシリと袋に詰め、いっぱいになったら落ちないように上へと積んでいく。結局写真のように55本(約1500円分)を詰めることができた。料金が200円だから、7倍強のお得な買物ができたことになる。

「赤字覚悟のサービスイベント。行列ができたら、9:30を待たずに開店することも多いよ。15分ぐらい早めに来てもらうといいかも」とヤオキスーパーの渡辺司郎店長。愛知産ポンカンなど果物や野菜も充実している。商品の補充は2〜3回行うが、11:00ぐらいにはなくなることが多いので急ぎたい。

岐阜県大垣市にある創業52年の大型スーパー、アル・プラザ鶴見では月に1〜2回詰め放題を実施。野菜やドリンク、サイコロステーキなどが200〜500円で詰め放題できる。縦30×横20cmなど所定の袋に詰めるルールで、取材日はタマネギ(200円)、サツマイモ(300円)など4種類が詰め放題。

ジャガイモでチャレンジしてみると、21個詰めることに成功。200円で約800円分購入できた。内容は随時変わり、今後は4/14(火)・15(水)などに実施予定だ(10:00〜なくなり次第終了)。

工夫次第でどんどんお得になる詰め放題。不況が長引くなか、しばらくブームは続きそうだ。【東海ウォーカー】

注目情報