柿喰う客・中屋敷法仁の新作戯曲が、関西にて最終公演!

関西ウォーカー

東京、金沢の公演を経てきた劇団・柿喰う客最新作「世迷言」が、2月14日(金)・15日(日)、大阪サンケイホールブリーゼにて最終公演を迎える。ここ最近は“劇作家”としてよりも“演出家”としての外部作品を手掛けることが多かった中屋敷。今作は「どうしても書きたい、書かなければならない芝居」という“去る芝居”を書き上げた。

竹取物語や今昔物語などの国文学を題材に、中屋敷らしい新解釈が加わり、まさに壮大な狂言となっている。彼自身が大ファンであり、「今回なくてはならない」篠井英介の怪演もみもの。ほか、実力派ゲスト陣は昨年の「発情ジュリアス・シーザー」で柿喰う客は経験済みの鉢嶺杏奈、やはり昨年の「飛龍伝」で中屋敷演出作品に出演している橋本淳、小劇団から商業演劇まで幅広く活躍している富岡晃一郎が並ぶ。

能楽のスタイルをとったセットや、能面に近いメイクなど、またいつもと違った雰囲気の舞台にも注目したい。

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