グソク界のアイドル・1号たん追悼番組にネット回線がパンク状態!

東京ウォーカー(全国版)

ドワンゴ及びニワンゴは、動画サービス「niconico」のニコニコ生放送で2月18日に、「悲報 ダイオウグソクムシ1号たん追悼番組」を放送。鳥羽水族館のHPも一時サーバーダウンするなど、アクセスが集中した。

同場組では、2月14日に急遽亡くなった、5年間絶食を続けていたことで知られる鳥羽水族館のダイオウグソクムシNO.1(通称「1号たん」)の名シーンを編集し放送。また、今回の追悼番組の放送決定を受け、年末年始に放送した年越しライブにてダイオウグソクムシが前座を務め、共演した小林幸子さんによる直筆の弔辞文や、鳥羽水族館の森滝飼育員による弔辞コメントの内容も放送した。

森滝飼育員は、「ニコニコ生放送では1号たんの愛称で多くの人に愛され、ダイオウグソクムシという生きものの認知度をあげてくれました。本当にありがたく、頼れる存在でした。普段は動きが少ないのに、取材やニコニコ生放送があると不思議と目立つ位置に出てきて、印象に残る行動をしていたことが思い出されます。最期まで餌を食べさせることができず残念ですが、NO.1の飼育に関わることで私自身も多くのことを知ることができました。学んだことは次に活かしていきたいです」とコメント。森滝飼育員が運営コメントに参加した際には、鳥羽水族館のHPが一時アクセス集中でサーバーがダウンした。

また、小林幸子さんは「親愛なる1号たん様。年末の放送でははるばる前座をつとめて頂き、いつか今度共演したいと思っていた矢先のことで悔しい気持ちで一杯です。1号たん!どうぞ天国でも安らかにお眠りください。そしてお腹一杯ごはんを食べてくださいね!本当に、本当に、ありがとう。さよなら、ありがとう」と思い出を振り返った。

ちなみに、番組放送開始前からサイト上では「泣けてきた」や「1号たんはイケメンだったな」「グソク界のアイドルだった」と、1号たんを振り返るコメントが多く流れた。さらに放送開始後には、初めてニコニコでダイオウグソクムシを映し出した映像(1号)が映ると、「イケメンすぎる」「センター」といったコメントが飛び出し、その後、60時間中継で伝説となった、ひたすら9号らの上に乗りたがる1号が巻き起こす、5号、故・9号が共演した「915事件」映像が映ると、番組は大きな盛り上がりを見せた。

放送開始1時間30分頃、間もなく番組終了かと思えたころ、コメントでは「終わっちゃう」「延長して」というコメントが飛び交い、延長へ。最期の出演となった、元旦での放送の様子(餌やり映像)で映像を終えた。これまで全4回(前座含めると5回)に渡り、ニコニコ生放送の中継に出演してきた鳥羽水族館・ダイオウグソクムシ1号たん。本放送直後の感想アンケートも「とてもよかった」が94%を超え、グソクファン感動の追悼番組となった。【Walkerplus】

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