昨年大ブレイクした大河ドラマ「篤姫」。ゆかりの地を巡るツアーが好調で、さらに映画「おくりびと」が米アカデミー賞外国語映画賞を受賞したことから、にわかに“ロケ地巡り”が熱を帯びている。
たとえば、近畿日本ツーリストの、映画「旭山動物園」の舞台となる「旭山動物園ツアー」や、先日のTVドラマ「黒部の太陽」にちなんだ「立山黒部アルペンルートツアー」は人気の企画で、「立山黒部アルペンルートツアー」は、シーズンの夏を前にすでに予約が続々と入っているという。
そろそろGWの予定も気になるところだけど、今春の人気“ロケ地”はどの辺り?
「やはり、今年は『天地人』でしょうか」と教えてくれたのは、近畿日本ツーリストの下村さん。「『天地人』だけでも、米沢、南魚沼、越後上越と行き先は、いろいろ。特に越後上越では、『天地人』のスタジオセットを再現した『越後上越 天地人博』も楽しめますよ」
篤姫館や篤姫ゆかりの地を巡る「篤姫館ツアー」も、まだまだ健在。大河ドラマ人気は、旅行にも反映されているようだ。
一方、各地域でも独自に、ロケ地を中心とした開発プロジェクトを行うところも出てきている。愛媛県の松山商工会議所では、まもなく放送される「坂の上の雲」のロケ地巡りツアーを企画。また、岡山県の高梁商工会議所では、映画「バッテリー」のロケ地巡りツアーなど、これから話題になる作品を中心に、続々とツアー企画が上がっているようだ。
どれも今から間に合うツアーばかり。GWの予定に、“ロケ地巡り”を考えてみてはいかが? 一度ロケ地を訪れれば、作品も2倍楽しめるかも。 【東京ウォーカー】