TECH.ASCII.jp 大谷イビサがオススメ! 有線LANをWi-Fi化できる「AtermW500P」

東京ウォーカー(全国版)

ウォーカーとアスキーが夢のコラボで、お届けする特別企画「今、買うべき春デジギア2014」一過言がある編集者やタレントが、オススメのデジギアをご紹介します! 第2回は『TECH.ASCII.jp 』から大谷イビサが無線ルーターをオススメ!

出張・旅行などでホテルに泊まると、取引先でのプレゼンや打ち合わせの用意、自分の所属部署との連絡のために、ノートPCなどを持ち込んで作業したり、息抜きがてらスマートフォンでニュースや移動ルートのチェックを行なうという人は多いはず。

TECH.ASCII.jp編集部の大谷も、記事取材のためにデジタル機器をカバンに詰め込み日本中を飛び回っているのだが、ビジネスホテルに泊まるとインターネットにどう接続すればいいか困ることがある。スマートフォンやタブレットなど、Wi-Fi機能を備えたデジタル機器が普及しつつある中、有線LANサービスのみを提供しているホテルが多いためだ。ノートPCの場合も、最近ではWi-Fi機能のみ採用し有線LAN端子を搭載していない製品が増えており、現地でインターネットにつなげないことに気が付いてあわてることにもなりかねない。

そこで大谷が目を付けたのが、NECアクセステクニカのWi-Fiポータブルルーター「AtermW500P」だ。有線LANケーブルでホテル側の端子に接続すれば、その部屋だけで利用できるWi-Fi環境が構築できるというスグレモノだ。しかも、NFC(近距離無線通信)を使った『らくらく「かざして」スタート』機能を利用すれば、専用アプリ(無料/Android用)をインストールしたスマートフォンやタブレットをNFCタグにかざすだけで接続設定が即座に完了する。

スマートフォン/タブレットの場合、「契約中のLTE接続サービスやテザリング機能を使えばいいのではないか?」と思う方もいるかもしれないが、それら回線は最大でも7GBの容量制限が設定されていることが一般的。そのため、自宅や会社内などではWi-Fiを使うようにしている方は少なくないだろう。同様に出張時も、AtermW500Pを介してホテルの回線を使ったほうが高速な通信が可能な上に通信容量の節約となり、業務に必要なファイルを気軽に送受信しやすくなる。

また、Wi-Fiサービスを提供しているビジネスホテルの場合もAtermW500Pは役に立つ。普段持ち運んでいるスマートフォン/タブレット、ノートPCをAtermW500Pに一度登録しておけば、ホテルに泊まる度に機器ごとにSSID/パスワードを設定する手間がなくなるからだ。AtermW500Pに泊まるホテルの設定を入力するだけで、一括でインターネットにつなげられるようになる。

AtermW500Pのメリットはまだまだある。サイズが約幅58×奥行き58×厚さ15.8mmとコンパクトかつ薄く、カバンのちょっとした隙間にも忍ばせやすい。重量は約34gのため、デジタル機器やさまざまな資料など荷物を運ぶ必要がある場合でも負担にならない。8枚の10円硬貨(1枚あたり4.5g、計36g)以下の重さといえば、どれだけ軽いか想像しやすいはずだ。

AtermW500Pがあれば、ホテルのインターネット環境に悩まされることがなくなり、さらに快適にスマートフォン/タブレット、ノートPCを使えるようになるのだ。【TECH.ASCII.jp 大谷イビサ】

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