キャラメル感が増量！新作フレーバーラテを飲んでみた

キリンビバレッジより発売中のペットボトル入りフレーバーラテ「キリン ファイア カフェデリ」。そんな同シリーズに新フレーバーが登場！3月18日(火)の発売に先駆け、ひと足早く試飲させてもらった。

キリン ファイア カフェデリとは、男性ユーザーが中心のコーヒー飲料市場のなかで、若年女性にも気軽にコーヒーを楽しんでもらうことを目的に開発されたフレーバーラテ。通常の缶コーヒーユーザーは男性が約9割を占めるのに対し、同シリーズは女性が約4割に上るなど、女性から高い支持を得ているのが特徴で、2013年8月の発売以来、順調に売り上げを伸ばしている人気シリーズでもある。

そんな中、発売されるのが新フレーバーのダブルキャラメル・ラテとクリーミー宇治抹茶・ラテの2種類(税抜140円)。ダブルキャラメル・ラテは、150度の高温で焦がした砂糖と、ミルクと砂糖を煮詰めたキャラメルソースを加えた注目商品。コクと風味が大幅にアップしただけでなく、コーヒーを増量してキレの良い苦味も高めた、非常に満足度の高い一品だ。

一方のクリーミー宇治抹茶・ラテは、京都宇治産の抹茶を100％使用した、高級感溢れるフレーバーラテ。抹茶を石臼でゆっくりと時間をかけてひくことで、きめ細やかで旨味と深みのある豊かなコクを実現。なめらかなミルクとこだわりの宇治抹茶が溶け合う、まろやかで濃厚な味わいが特徴だ。そこで今回、ダブルキャラメル・ラテを入手。最も比較しやすい旧フレーバーのビターキャラメル・ラテと交互に飲んで、味の違いを確かめてみた。

まずは旧フレーバーのビターキャラメル・ラテのキャップを開けてみたところ、本シリーズの代名詞でもある、キャラメル特有の甘い香りが立ち込め、幸せな気分に。肝心の味の方は、香りに比べて若干控えめの甘さで、すっきりした苦味も楽しめる商品だ。続いて、新フレーバーのダブルキャラメル・ラテを飲んでみることに。キャップを開けると、旧フレーバー以上に濃厚なキャラメルの香りに加え、コーヒーの香りもほのかに感じることができた。味の方も、旧フレーバー以上の甘味を感じるほど濃厚で、コクのある仕上がりになっていることに驚かされた。とはいえ、ただ単に甘いだけでなく、コーヒー感もしっかりアップしているため、飲んでいる間は濃厚な甘味が、飲み終わった後はよりすっきりとした苦味が、それぞれ楽しめるようになっていたのが印象的だった。

なお、甘味や苦味、酸味など、各種の味を数値化することができる、味香り戦略研究所の味覚センサーを用いた実験結果では、ビターキャラメル・ラテに比べ、ダブルキャラメル・ラテの濃厚感が28％、苦味(コーヒー感)が15％、苦味の余韻が7％%アップしていることがわかった。「このデータの変化は、1種類ではなく、2種類のキャラメルを使用していることが大きな要因として考えられる」と語るのは、同研究所の早坂浩史さん。

キャラメル素材のダブル使用でさらに美味しくなったダブルキャラメル・ラテと、従来のシリーズ商品とは一味違う、独特の味わいが楽しめるクリーミー宇治抹茶・ラテ。これらの追加でラインナップはさらに充実するので、その日の気分に合わせてお気に入りのフレーバーをチョイスする、といった楽しみ方もできそうだ。【Walkerplus】