古民家とフランス料理、そして、音楽という異色のものを同時に楽しめるイベント「のんびり ぐ~たら 古民家の過ごし方。フレンチ&音楽LIVE」が、3月23日(日)、山梨・芦川村(あしがわむら)で開催される。
芦川村は、標高600~1000mの間に位置する山間集落。市内から車で30分ほどかかる立地ということもあり、日本の原風景がそのまま残されている。瑛太と吹石一恵が出演したダイハツのCMにも使われるなど、富士山を間近に見られる絶景が最大の魅力。
今回の「のんびり ぐ~たら 古民家の過ごし方。フレンチ&音楽LIVE」は、限界集落に指定されたそんな芦川村を、同村出身の美人姉妹が村を元気にするべく立ち上がった団体「芦川ぷらす」が主催するイベント。
“自分たちが生まれ育った村に少しでも恩返しができたら”という思いから立ちあがった保要佳江さん(次女)、志帆さん(長女)、佳苗さん(三女)の三姉妹が、村の良さと面白い企画を通して、村を良いイメージに変えながら、少しずつ社会問題を解決していこうと活動を進めている。
これまでも、囲炉裏を囲みながらフレンチを楽しむ「囲炉裏フレンチ」、村に流れる清流のほとりで食材を“炙り”ながらフレンチを楽しむ「清流炙りフレンチ」など、毎回東京都内の二つ星レストランで働く指折りのシェフを招聘し、村の良さが出るシチュエーションでフランス料理を味わうイベントを開催している。また、数日間滞在して本格的に村の生活を味わう「田舎留学」なども好評を博している。
そして、古民家を使った出張本格フレンチレストラン企画第3弾となる「のんびり ぐ~たら 古民家の過ごし方。フレンチ&音楽LIVE」は、人気の囲炉裏フレンチを“ライト”にし、春らしくウクレレ&ギターユニット・COLORSによる音楽ライブも楽しめるという贅沢な内容。料理に使用する食材はすべて芦川村の地産商品というこだわりようだ。
クイーンヒルズ迎賓館、「農家の台所」国立店料理長を経て、現在は「ジェイズ」のテイクアウト部門マネージャーをする傍らFPD(フレンチ・プランニング・デリバリー)を個人で営んでいるシェフ・大関健司氏が自慢のフレンチを振る舞う。
佳江さんは今回のイベントにあたり、「田舎を生活の一部に取り入れることで、よりメリハリのある社会が作れるのではないかと思っています。田舎、古民家に興味がある方、東京からも近い距離にあるので、一度ぜひお越しください!」と呼び掛けている。
今回のイベントは24人限定。おいしいフレンチを味わいながら、芦川村の村おこしに一緒に参加しよう。【東京ウォーカー】