高野山麓の聖地と郷土グルメを巡る!【第1弾】ジャンボサイズでもふんわりの柿の葉寿司

関西ウォーカー

2014年は、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて10周年、さらに2015年は、「高野山開創1200年」を迎える。この時期、和歌山の高野山へ訪れたなら、高野山麓の魅力ある聖地や郷土のグルメも楽む、おすすめスポットを全6回のレポートでお届け!

和歌山と言えば梅の産地のイメージが強いが、高野山麓のこの地域は、実は日本一の柿の産地。そのため郷土料理として家庭でも柿の葉寿司はよく作られる。今回訪れたのは、弁慶すし(北谷酒店)。こちらの柿の葉寿司は、一般に市販されているものとは異なり、幅6cm、高さ3.5cm、奥行4cm、重さ70gとサイズが大きく、ボリュームたっぷり!お米は甘く、ふんわり、もちもちで酸っぱくなく、さっぱりしている。

柿の葉寿司は、通常塩漬けにされた柿の葉を使用するが、こちらでは生の渋柿の葉を使用。ネタは寒サバの骨を抜いて酢でしめた、塩サバを使用。ほかにも、かまぼこ、しいたけ、まつたけ、エビなどで作る場合もある。米は湧水で育てている地元産のものを自家精米して使用するなど、こだわりの材料を用いている。型枠で一時間押し柿の葉の香りがうつり、風味豊かになると出来上がり!

10個、16個、21個入りを販売しており、宅配便で全国に発送も可能。なんと朝3時に起きて作り始め、9時までに宅配便に依頼するので、翌日には届く。夏でも3、4日持ち、冷蔵または冷凍した場合は、常温に置いておくと翌日には自然に解凍し、ふんわりとしたやわらかさそのままで食べられる。

朝早くから作り始めている為、営業時間は正午までだが、JA紀北かわかみ運営のファーマーズマーケット「やっちょん広場」でも販売しているので、ぜひお土産に買って帰りたい一品。

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