高野山麓の聖地と郷土グルメを巡る!【第3弾】自然に囲まれた空間で和仏コラボ料理を堪能

関西ウォーカー

「高野山麓の聖地と郷土グルメを巡る!」レポート第3弾。今回は和歌山・かつらぎ町の宿泊、食事もおすすめの自然いっぱいのヴィラ「山荘 天の里」を紹介。

神が籠もる聖地「天野」に、2013年春にオープンした全6室の瀟洒なヴィラ。紀州の杉やヒノキをふんだんに使った贅沢な宿泊室は、天井が高く明るい木造の空間で、3棟のコテージが、蛍や紅葉、雪景色など四季折々を楽しめる自然の中にゆったりと間隔を開けて建つ。各コテージ1棟に2種類のツインルームがあり、木の香りとぬくもりが感じられる部屋になっている。1部屋はベッドルームのみの部屋、もう1部屋はベッドルームのほかにソファベッド付きのリビングルームとミニキッチンがついており、希望によりこの2つの部屋をつなげ、最大7人で泊まることも可能。また家族風呂は予約制で、紀州杉の空間、竹の庭を眺めつつ入ることができる。

「山荘 天の里」では、食材豊富なかつらぎ町ならではの、季節によって異なる野菜、地元特産の天野米やジビエの食事がいただける。和と洋の融合をコンセプトにお箸で頂く料理は、和食とフレンチを半々にメリハリをつけ、飽きがこないように工夫されている。

取材時もあんぽ柿とフォアグラのムーズが入った招き猫の形の最中や、ピリッとおいしい黒七味やネギ、温かく濃厚な油の濃い味の鴨のだしで頂く十割そば。肉が固くならないように名人が罠をしかけて手取りしたイノシシの肉が、ガラスの器から煙が立ちながら出てきて驚く演出もあり!また、アルコールは日本酒、ワインはフランス、イタリア産を主に85種を取りそろえている。

ディナーは要予約、土日のランチも予約をした方がよい。地元のおいしい食材、自然を堪能しながらゆっくり寛ぎたい空間だ。

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