2003年にデビューし、2005年にCM曲に起用された「のうぜんかつら(リプライズ)」で注目を集め、最近では、他のアーティストにも楽曲提供を行うなど、多彩な活動をしているシンガーソングライターの安藤裕子さん。独特の雰囲気を醸し出す曲と、優しくも凛とした響きのあるボーカルで人気を集めている。近年ではライブを中心にした活動を行っており、5月6日(祝)の鎌倉芸術館 大ホール公演をスタートに、6月28日(土)まで「安藤裕子 2014 ACOUSTIC LIVE」と題したアコースティックライブツアーを行う。
このアコースティックライブツアーは、日本の47都道府県に歌を届けることを目標に、2008年からほぼ毎年行われており、3月にはアコースティックアレンジをした楽曲を収録したアルバム「Acoustic Tempo Magic」をリリースするなど、彼女のライフワークともいえるライブだ。
バンドサウンドで奏でられる彼女の曲も魅力的だが、小編成のアコースティックサウンドだからこそ、聴く人の心にダイレクトに届いてくる。また、CDで聴いていたものとは異なるアレンジが楽しめるのもアコースティックライブの魅力の1つだ。
年を重ねる毎に、アコースティックの可能性を追求しているという安藤裕子。温かみあふれる彼女のボーカルは、アコースティックサウンドとの相性も抜群。そんな彼女の歌声と共に、新たに生まれ変わった楽曲の数々をゆったりと感じてみよう。【Walkerplus】