つくる人と食べる人、双方の想いをつなぐ新しい形の情報誌「四国食べる通信」の創刊イベントが、先日、心斎橋のスタンダードブックストアで開催された。
当日は、料理家どいちなつ氏と、料理研究家堀田裕介氏によるスペシャルトークショーほか、四国食べる通信編集長のポン真鍋氏や、東北食べる通信編集長の高橋博之氏が『生産者の想いを消費者に届けることで、都市に暮らす人と地方に暮らす人が共通の価値観で結びつき、新たなコミュニティを作りあげていきたい』と、創刊に関する熱いメッセージを語った。さらにトークイベント終了後は、地酒や地元食材を使った料理が来場者へ振る舞われ、会場は大いに盛り上がりをみせた。
四国食べる通信とは、すでに東北で始まっている「東北食べる通信」同様、地元で採れた食材を冊子とともに自宅に届けるという、新しいタイプの情報誌だ。四国食べる通信が2か月に1度、東北食べる通信が1か月に1度の発行となる。
海に囲まれた四国の豊かな自然の中で育まれた新鮮な食材や、美しい風景にフォーカスし、つくる人(生産者)の食に対する想い・ストーリーと共に、食についての学びを消費者へ提供する。なお、読んで、食べるだけではなく「食に向き合い・楽しむ」というコンセプトのもと、届いた食材を調理し食した感想や、レシピ交換など生産者との交流も予定している。
現在創刊号取材のため、メンバーと一緒に真鍋編集長自ら早朝より高知のカツオ一本釣り漁に出港し、臨場感溢れる写真と、新鮮な食材を食卓へ届けるべく奮闘中。創刊号は5月9日(金)よりお届け!生産者と消費者の架け橋となる新しいスタイルの情報誌、四国食べる通信に期待したい。