“死ぬとどうなるの”がテーマの絵本「かないくん」の展覧会が開催

東京ウォーカー(全国版)

漫画家・松本大洋氏と詩人・谷川俊太郎氏が“生”と“死”を表現した絵本「かないくん」。その原画やラフスケッチの展示を中心に、“死ぬとどうなるの”をテーマにした展覧会『かないくん展 死ぬとどうなるの。「ほぼ日」の死と生の展覧会』が、5月16日(金)から6月2日(月)までパルコミュージアムで開催される。

本展では、松本氏が2年の年月をかけて描いた「かないくん」の原画28点とラフスケッチ、初公開となる着色後に描き直した別バージョンの絵を展示。また、「かないくん」の文を書いた谷川氏の死に関する詩やビデオインタビュー“死んだらどうなるか、考えたことがありますか?”などの企画を展示する。

さらに、トークイベントを開催。松本氏と糸井氏のトークイベントは、クローズドトークのため会場での観覧は不可だが、その模様の動画は本展公式サイトにて公開予定だ。また、落語家・春風亭昇太氏と本展企画監修の糸井重里氏の公開トークイベントも行う(チケットは完売。動画はUstreamで生中継配信)。他に、かないくんと一緒に写真を撮れるフォトコーナーの設置や、複製原画や未公開の絵のポストカードなど、祖父江慎ディレクションによる「かないくんスペシャルグッズ」も販売。

“死”をまんなかに置いたという本展で、誰しもが避けられない“死”とは一体何かについて、深く考えてみよう。【Walkerplus】

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