一緒に写った写真、お揃いのアクセサリー、置いていった歯ブラシ…別れた恋人の思い出の品。家に置いておきたくはないけれど、かと言って捨てようにも捨てられない!そんな品々を預かってくれるサービス「minikuLOVE(ミニクラヴ)」が、創業63年の老舗倉庫会社、寺田倉庫でスタートした。
まず、同社専用サイトから申し込むと、家に段ボールが送られてくる。その箱には元カレ・元カノの名前を記入する欄があり、思い出の品を詰めて発送すると、寺田倉庫のスタッフが1点ずつ写真を撮影し、リスト化してくれる。その後保管された品々は、WEB上でいつでも閲覧ができる!マイページで預けた物を確認でき、ワンクリックでいつでも取り出しが可能なので、そばに持っているのと“ほぼ”変わらない感覚だ。
現在、利用者の9割が男性(!)で、大量の写真や手紙をはじめ、プレゼントするはずだった服などが預けられているそう。オプションサービスとして「ヤフオク!」への出品も可能なので、新しい恋愛に踏み切る覚悟ができたら、オークションで思い出を整理してみるのもいいかも。また、ラブレターをプロの声優が読みあげてCD化する「ラブレター肉声化システム」(1通4200円)や、思い出の品を価格査定する「愛情価格化システム」など、さらにユニークなサービスも用意されている。
その中でも特に記者が心を惹かれたのが「360度視覚的悦楽システム」だ。訓練された隊員が、全方向から品物をドラマティックに撮影・記録。ユーザーはそれをあらゆる角度から閲覧!またお節介なことに、感情を高ぶらせる情緒的なBGMも搭載されているそうなので、スピーカーをオンにして楽しみたい。
昔の恋人との思い出の品をどうするか悩んでいる人は、ぜひ利用してみては?今の恋人いバレないようにこっそり楽しむ…な~んてのもアリ!【東京ウォーカー】