“ゆるくて美しい”ライフスタイルマガジン「KINFOLK」が世界初の写真展を開催

東京ウォーカー(全国版)

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アメリカ・オレゴン州ポートランドで創刊され、世界中に多くのファンを持つライフスタイルマガジン「KINFOLK」。5月30日(金)~8月15日(金)の期間、同誌の世界観を体現した“世界初”写真展がDIESEL ART GALLERY(東京・渋谷)で行われている。こちらのギャラリーは、1年に4回、世界中から様々なジャンルのアーティストを招いてアート展を開催する、知る人ぞ知る渋谷の隠れたアートスポットである。今回の写真展が、特に注目を集めているとの噂を聞きつけ、実際に足を運んでみた。

渋谷・明治通り沿いに位置するDIESEL SHIBUYAの地下1階へ下りると、その奥にギャラリースペースが。ここがDIESEL ART GALLERYだ。さっそくギャラリーに入って行くと、「KINFOLK」創刊当時から活躍している2人の写真家の作品が整然と展示されている。どれも穏やかな日常のワンシーンを切り取った「KINFOLK」らしい写真ばかりであった。カリッサ・ギャロとローラ・ダートが撮影する写真こそが、“美しい風景”や“愛する人達”を題材にする「KINFOLK」の精神そのものなのであろう。

写真展のタイトル「KINFOLK:The Shared Table」には「写真家、ライター、スタイリスト、シェフなど、その時代を牽引するクリエイターたちが集う“一つのテーブル”」そんな意味が込められているそうだ。「KINFOLK ディナー」と呼ばれる、少数で実施するパーティも世界各地で開催されている。現地のクリエイターとのコラボで完成するパーティは、“ローカルであること”をこよなく愛する同誌ならではの取り組みだといえる。

そんなコンセプトを具現化したインスタレーションを、ギャラリーの中央に配置。DIESEL ART GALLERYのスタッフによれば「『KINFOLKディナー』のテーブルを再現しました。各席に置いてあるメッセージカードは『KINFOLKディナー』で実際に使用しているカードです。また大胆に配置した植物には、向き合った相手との緊張感をほぐす効果があり、きっと会話も弾むはずですよ」とのこと。

さらに、1階にはDIESELが運営するカフェ、Glorious Chain Cafeが併設されており、レシピ集「THE KINFOLK TABLE」からインスパイアされた期間限定メニューを展開している。「静岡県産富士の鶏胸肉のソテー」(1230円)と、「オレンジとアーモンドのパウンドケーキ」(520円)はどちらも優しい味わいだ。

「静岡県産富士の鶏胸肉のソテーには色とりどりの野菜を添えました。キヌアと夏野菜のサラダ、人参とビーツのラペ、青トマトとエストラゴンのサルサ添えはどれも野菜本来の旨味を感じられる一品です」と、「KINFOLK」の世界観を表現した一皿について、カフェのシェフは説明する。パウンドケーキは、オレンジジュースに浸して作られており、想像以上にすっきりとした後味である。

世界各地のクリエイターから絶大な支持を受けているライフスタイルマガジン「KINFOLK」。その“ゆるくて美しい”世界観が体感できる写真展が、ちょっとだけ日常を忘れさせてくれるかもしれない。【東京ウォーカー】

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